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トレーニングがいいのはどうして?高木美穂が教える運動と体のメカニズムとは

アスリートでなくてもトレーニングをするべき理由

競技会には出ないけど、スポーツを趣味として楽しむ「ファンアスリート」。なぜ人は、何かしらのトレーニングをしようと思うのでしょう?

産婦人科医、スポーツドクターでありヨガティーチャーでもある高木美穂先生によると、積極的に動いて、ぐっすりと眠る(休む)「アクティブレスト」が大きな理由なのだとか。

仕事の帰りにわざわざジムに行くのも、「スッキリしておきたい」という気持ちによることが多いですよね。運動が何かしらのプラスになっていることを本能的に知っているから、トレーニングするんだと考えられるのです。

筋肉は使っていないと落ちていくもの

現代社会は一日中、体を使わなくても生活できます。でも、人は動いているのが本来の姿(動物ですからね)。筋肉は使うからこそ、その能力を保てます。つまり、きちんと使ってあげて、今ある筋肉をせめて減らさないようにしないと、加齢とともに衰えるばかりなんです。だから適度な運動を日常にプラスするべきなのです。

このように、運動によっていい変化や効果は確かにあるものの、それが当たり前すぎて、それらを説明できるデータがないのだとか。また、特にホルモン分泌のメカニズムをきちんと説明することは、いまだに難しいとされています。

それをふまえた上で、「運動が体にもたらすメリット」をご紹介しましょう。

運動が体にもたらすメリットとは?

成長ホルモンが出て代謝アップ

トレーニングを行うと、成長ホルモンの分泌が増して筋肉が増えます。成長ホルモンは成長が止まった20歳すぎでも、運動することで分泌を促進することができるんです。そして、成長ホルモンが出ると、エネルギー代謝を上げることを手伝って、脂肪が燃焼しやすい体(太りにくい体)になれるのです。

成長ホルモンが多く出るのは、夜眠りに就いてから1.5時間後あたり。そして、運動をすると体は筋肉のダメージなどを修復しようと、寝ている間に多くの成長ホルモンを分泌します。それによって筋肉や骨が作られ、肌の再生を促し美肌効果も得られます。運動は熟睡を促し、成長ホルモンの分泌を増やす効果があるのです。

女性ホルモンのエストロゲンが体の部品を作る

エストロゲンは女性らしい体を作るだけでなく、丈夫な骨や血管を作ってくれる大切なホルモン。ただし、増えることはほとんどないため、なるべく急激に減らさないようにすることが非常に重要。

トレーニングをすると、骨への重力負荷は想像以上にかかります。エストロゲンのもとになっているのはコレステロール。そのため、骨を丈夫に保ち、健康を維持するためにも、適度なコレステロール摂取は必要です。

セロトニンがストレスをコントロール

幸せホルモンとも言われるセロトニン。セロトニンは脳内物質でもあり、主には腸で産生されます。ストレスは、ノルアドレナリンというホルモンが過度に分泌され、心身を興奮させることから起こるのですが、セロトニンはこの興奮を抑制する作用があります。

セロトニンをきちんと分泌させるには、呼吸法やリズミカルな運動が有効。有酸素運動をしたり、リズミカルに動く種目を行うとセロトニンの分泌を促して、ノルアドレナリンをコントロールし、ストレスをため込まないようになるのです。

また、トリプトファンというアミノ酸の一種を摂るなどの方法があります。トリプトファンは、肉類、魚類、米、麺類、乳製品などに多く含まれています。

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YOLO 編集部

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フィットネス、スポーツ、ヘルスケア、食、旅などをテーマに、毎日を楽しく前向きに生きるためのコンテンツをお届けします。

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