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お腹まわりをスッキリさせる 「肚を据えた」たたずまい

日ごろトレーニングで体を鍛えている美トレ女子でも、自分の体の中で一番気になる部分は「お腹」という人が多いのでは? 寒い冬に着込んでいる間に、いつの間にか、お腹がちょっとぽっこりしてしまい、「春に向けてなんとかしなくちゃ!」と少し焦り始めている人もいるかもしれません。

でも、もし普段から有酸素運動をしているなら安心して! これから紹介する3つのポイントを抑え、体の使い方を覚えてから有酸素運動をすれば、脂肪燃焼効果がいつもより飛躍的にアップ。3つのポイントをヨガのポーズで体得しますが、一番大切なのは”肚を据える”こと。

【ポイント1 腹横筋=賢者のポーズ】

賢者のポーズは、腕立て伏せのヒジを伸ばした状態から、片手を床から離して天井に向け、体を横向きにしたポーズです。脇腹にある腹横筋を鍛えることで、コルセットを巻いたような引き締まったウエストと、すらりと伸びた背筋をキープできるようになります。腰が落ちないよう、頭からカカトまで、全身を一直線にするのがポイントです。

ポーズの取り方:床に着いている手は肩の真下、下にある足の上にもう片方の足を重ね、下の足の外側に体重をかけながら、背筋を伸ばす。下になっている脇腹を天井の方向にしっかりと引き上げ、視線は左手の指先。5呼吸キープしたら、反対側も行う。

【ポイント2 骨盤=ねじった三角のポーズ】

血液やリンパ液の流れが滞ってしまうと、お腹まわりに脂肪がついてきます。ねじった三角のポーズで骨盤を固定したまま背骨をねじり、にぶった内臓に刺激を入れて、マッサージ効果で流れを改善。骨盤が前後左右に傾かないよう、そして背筋が丸まらないように気をつけて、内臓からデトックスしていきましょう。

ポーズの取り方:大きく足を広げて、左のつま先は左向き、右のつま先は内側に45°入れる。足は動かさずに、上半身を骨盤から左に回転して、左のつま先の方向に体を完全に向ける。手を真横に広げ、お腹を左にねじりながら、右手を左足のスネや足首など届くところに置く。左手を天井方向へ引き上げ、最後に胸を開く。5呼吸キープしたら、反対側も行う。

【ポイント3 丹田=浮いた蓮の花のポーズ】

最後のポイントが「丹田(腹圧)」。普段の生活で丹田への意識が抜けたまま長時間イスに座っている人は、インナーマッスルが衰えて、支えきれなくなった内臓が下がり、下腹がぽっこりとしてきます。座った状態から手だけで体を支え、お尻を浮かせるポーズで、丹田を意識できるように体に覚えさせていきましょう。

ポーズの取り方:安楽座(あぐら)か蓮華座で座る。腰を立て背筋を伸ばしたら、手で床を押し、体を持ち上げる。浮き上がらない時は、手の下にヨガブロックを置いて手の位置を高くしてもOK。浮いた体がグラグラしないように丹田を締め、5呼吸キープ。目を閉じて、心を落ち着かせるのもいい。

丹田を意識した”肚を据える”生活をすると、インナーマッスルが鍛えられて内臓下垂を防ぐことができます。さらに、姿勢がよくなって呼吸が深くなり、体内の巡りもよくなります。

3つのポーズで体の使い方を覚え、鍛えたら、ランニングや水泳などの有酸素運動で脂肪を燃焼させ、しなやかなウエストラインを作り上げていきましょう。丹田を意識して肚を据えると、日常生活の身のこなしも洗練され、精神面でも安定してきますよ。

 

ライター:平地紘子
出典:Yogini・vol55/「MEN’S YOGA  気になるお腹まわりは三つのエリアから攻略しよう!」
監修:コジマユウタ(NAS認定ヨガインストラクター、同コンディショニングトレーナー。前競輪選手)

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