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鍛えているのに足が痩せない!? 解消すべきは何?

鍛えているのに足だけ太くなっている⁉

継続してトレーニングをしているのに、足だけ痩せない、なんてことありませんか?練習していても体が温まらない、顔などは痩せてきたのに足だけ痩せないどころか太くなった気がする…。もしかして鍛えすぎ?

実に意外なその理由は、「血流が悪いから」。筋収縮、筋伸張ともに行われていない状態なのです。ターゲットの筋肉がついている骨の部分を動かさないようにすることで、筋肉を動かすことができます。

筋肉には始まりと終わりがある

筋肉が収縮するというのは、筋肉が靭帯をかえして骨についている起始と停止という両端が近づくこと。伸張するとは離れるということ。だから、筋肉がどこから始まり(起始)、どこで終わっているか(停止)を知っていると、トレーニングの効率が上がります。

筋肉を刺激すると筋伸張が起こって、細胞に傷がつきます。筋繊維が傷つくと筋芽細胞が壊され、そこを修復するためにタンパク質(アミノ酸)や血液、体液、水分、ビタミンや食物繊維が前の細胞より多く集まります。それにより細胞が膨らみ、一時的に筋肉が太くなります。その筋肉の修復に24〜48時間、人によっては72時間かかります!

修復されきったら、余ったものはタンパク質として体外へ排出。すぐにしぼんでしまうので、刺激し続けないと筋肉は太くなってくれないのです。

骨を支えるインナーマッスル

インナーマッスルは骨を支えている筋肉。だから骨を意識して動くと、結果的にインナーマッスルを使っていることになります。

インナーマッスルを鍛える時に、力は必要ありません。ゆっくりと軽負荷で行えばOK。これ、日常でもちょこちょこ使われているんですが、代表例が、うちわであおいでいて腕が疲れてきた、なんていう時。これはアウターではなく、立派にインナーが使われている状態なのです!

体の使い方で、ターゲットの筋肉に効かないことも!

例えば、内転筋群を鍛えているはずなのに、効いていないという人。ヒザ下の外側のねじれを作りながら歩いていないので、内側の筋肉が収縮してこないのです。では、太モモの内側に効かせて、太モモをキュッとさせるには?股関節を伸展して、骨盤を後傾した状態から、股関節を内旋(内側に向かって回す)、かつ内転(内側に近づく動き)させることで、効かせることができます。そんな動きを丁寧に作ってみてください。

筋肉レベルから自分の体を観察する。なかなか奥が深いです!

 

ライター:幸 雅子
出典:『Yogini vol.58』「筋肉についていろいろ知っておきたいこと」
監修:山坂元一(ストレングス&コンディショニングトレーナー。株式会社VIDO代表取締役。アメリカの最新情報を加えた独自の理論を展開。)

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YOLO 編集部

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フィットネス、スポーツ、ヘルスケア、食、旅などをテーマに、毎日を楽しく前向きに生きるためのコンテンツをお届けします。

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