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毎日の食卓に6つの味をそろえよう!アーユルヴェーダ的健康法

まずは白湯から始めよう

アーユルヴェーダは、インド5000年の経験値が詰まった伝統医療です。心身のバランスを整えるために、多すぎれば引き、少なければ足すさまざまな方法があり、病気を治す以前に病気にならないための知恵が詰まっているのです。

食事は、その中でもとても重要。現代でも体は食事からできている、と誰もが知っていますが、当時からそれは常識だったのです。だから、何をどう食べるのか、が大切にされ、実践方法がいろいろあります。その中でもとてもシンプルな方法が、まず白湯を飲むこと。

ここ数年、白湯飲みは、かなり知られるようになり、ブームにもなったほどですよね。それは、やはり白湯を飲むだけで、いろいろな作用があるからです。

白湯はまず、朝起きてすぐに飲みます。寝ていて冷えた体を内側から活性化させるためです。飲むとわかりますが、不思議と白湯って、毎日味が違うんです。それに飲み口も変わって、スムーズに入る時もあれば、何だか進まない時も。だから、自分の体調もわかります。やってみてくださいね。

ちなみに、アーユルヴェーダは水、土、火、風、空の5つのエネルギーの組み合わせを大事にしているので、鉄瓶や土瓶で白湯を作るのがオススメ。水を土に入れて、火で焚く。火を燃やすのは風。少し沸騰させておく時間を持つことで空(くう)も完成します。

6つの味を食卓にそろえる

さて、実際に食事をする時、アーユルヴェーダでは6つの味を食べましょうと言います。6つは、甘味、酸味、塩味、辛味、苦味、渋味です。

甘味・・・はちみつ、米、パン、ミルクなど
酸味・・・レモン、チーズ、ヨーグルト、トマトなど
塩味・・・味噌、海藻など
辛味・・・唐辛子、タマネギ、ニンニク、生姜など
苦味・・・ゴーヤ、ターメリック、ホウレン草など
渋味・・・豆類、ブロッコリー、ジャガイモなど

これらを例えば、和食で考えると、
ご飯、味噌汁、漬物、ピリ辛お肉炒め、ホウレン草のおひたし、豆の煮物なんてメニューが完成です。意外に簡単でしょう?和食なら、割とそろえやすいのです。

また、両手いっぱいに収まるぐらいの量が適度ということなので、目安に考えてみて。

 

ライター:豊田紗江
出典:『Yogini』Vol.59 「そもそもアーユルヴェーダってどんなものだっけ?」
監修:福田真理/「Academy of Ayurveda」主宰。個々のニーズに合わせて、よりよく生きるためのサポートを行う

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YOLO 編集部

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フィットネス、スポーツ、ヘルスケア、食、旅などをテーマに、毎日を楽しく前向きに生きるためのコンテンツをお届けします。

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