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モデル・菅井悦子の「さびない女になるために」 〜女がカッコよく生きるための心と体の鍛え方〜

〜もう甘さはいらない、強くしなやかな人になる!〜
第2回 さびない女になるために

今日のひとこと
「トライアングルと学びが、さびない秘訣!」
いつも元気でイキイキとしている女性。また、いつまでもそんな女性でいたい。そんな誰もが抱いている願いに、モデルでヨガインストラクター、ウエートトレーニングの講師も務め、食育指導士としても活動、年齢を感じさせない輝きを保つ菅井悦子さんが答えてくれました。

一つひとつ学んで、自分自身をアップデート!

さびない女性になるために必要なこと。まずは、学ぶことだと思います。私も常日ごろから、「勉強しないとダメ」と自分に言い聞かせます。モデルをやっていると、何でも周りがやってくれることに慣れてしまいます。いざ一人になってみると、アイラインの書き方は? 髪の毛の巻き方は? 何も知らない自分に直面するのです。古いままだとサビついてしまいます。女性も、アップデートすべきものはしていいと思いますよ。

何かやりたいと思っている人はたくさんいるはず。でも、それを習得するために、踏み出していますか? リサーチして、教えてもらって前へ進む。学ばないと進みません。漠然と「やりた~い!」じゃダメ。誰かに教わって、どうやったらもっとうまくなれるのか。勉強して学んで努力をして実戦するのです。

もしかしたら、失敗するかもしれません。でも、そこでどうやったら立ち直れるのか、軌道修正ができるか、学ぶ方法も得ることができる。ものごとを達成するには、大きな一歩もいいけど、着実な一歩のほうがいいと学ぶはず。こうして、一つひとつものごとを理解し成長して、自分自身をアップデートしていきましょう。

肌をキレイにしたいなら中8割。中は栄養から

現代は活性酸素(化学反応が起こりやすくなった酸素)が多い環境の中で生活をしていると言われています。細胞を傷つけてしまう活性酸素が体の中で悪さをして、それが老化促進などの原因にも。酸化しないためには、何が必要か。それは活性酸素を除去するための食べ物をしっかり入れて、体の中をさびつかせないようにするのです。

私も、これに気づいたのは半年ほど前から。食育指導士もしている先生に、「本当にキレイな肌になりたいなら、中8割、外は2割だよ」と言われてハッとしたんです。どんなにいい化粧品を使っても、中身が伴わないと何も変わらないんですよ。まずはキレイでいること、そして健康で長生きしたいなら、まずは食べ物からなんですね。

例えば、活性酸素があって、それがどういうことをして肌の細胞を傷つけ、シミそばかすになるのか知っていますか? 私はそれを勉強して、改めてこれまでの私は何て無防備だったんだろう、ということに気がついたのです。外見ばかりではなく、体の中からキレイにならないといけないと思うようになり、勉強を始め、必要な栄養をしっかり摂るようになり、最近では、肌がみずみずしく強くもなったと感じています。

外の2割でケアの方法を学ぼう!

日ごろ、ただなんとなくお手入れしていませんか? 本当にキレイになりたいなら、中8割、外2割です。外から高級な化粧品を使っていればいいと思っていませんか? 体の中が伴わないと何も変わりません。もちろん、持って生まれた肌の性質もあるとは思いますが、お肌はその人の歴史そのもの。体の中からしっかり循環して、ターンオーバーしていけば肌はキレイになるのです。中から変えればお肌には自然と底力がつき、肌はキレイなままでいられるんですね。

お肌の手入れにも、要注意! ゴシゴシ洗いだったり、洗いすぎだったりするのもNG! お肌の表皮はラップ1枚分程度と言われています。そんな薄いお肌に力一杯タオルを押しつけたり、ぐいぐい押すようにケアしたら…? お肌が傷ついちゃいますよね。キメの整うお肌作りをすることが美肌作りの一歩。洗顔から見直してみてね!

また、本当の意味で保湿はしっかりできていますか? 今どんな肌状況をしているかという、自分の現状把握をしてみましょう。実は私もテキトーケアでどうにかしてきましたが、体の中から変え、外側のケアを見直したらシミも薄くなってきたんですよ!

カラダ作りは運動と栄養50:50!

カラダ作りにおいて、運動だけでも体は成り立ちませんし、食事だけで美しい体のラインを作ることは難しいです。栄養だけ満タンにしても衰えてしまうので。それを循環させるためにも、運動は必要。そのバランスは50:50がベストでしょう。ではどんなスポーツがいいのか。ヨガやさまざまなスポーツがありますが、体の形を作ったり、筋力を上げ健康でいたいという意味ではウエートトレーニングがオススメ。筋肉は負荷をかけない限り大きくなりにくいもの。普段通りの生活をしていても、それ以外に何もしなければ年1~2%は減少してしまいます。さらに、風邪などで1週間寝込んだら20%も落ちてしまうとも言われるのです。人間は、運動をしなければ退化するしかない生き物。運動にさらにプラスして負荷をかけることで筋力は上がります。筋力が上がることは姿勢が保持でき、しっかり歩けたり、代謝が上がっていく。いいことばかりです。

美しいカラダになりたいと思うなら、ぜひ、どんな形が美しいかを学ぶことをオススメします。ただ、たくましくなりたいわけじゃないでしょ? キレイになりたいですよね!

運動と栄養と休養のトライアングルを常に保つ

栄養だけ満タンにしても、それを循環させないと衰えてしまうので運動は必要。また、そこに不可欠なことは休養を取ることです。このどれが欠けても、活力は生まれません。トライアングルが整っているからこそ、いろいろなことにチャレンジができるのです。

また、このトライアングルの中で、自分のスタンダード(基準)がどこにあるのか知ることも大事です。自分は健康だと思っていても最近は腰が痛い、眠れない、なんてこと、ありませんか? 自分が知らないうちに、健康レベルはどんどん低下していることがあります。健康だと思っているけど朝が起きられなかったり、元気がなかったり、いつも何だがだるかったり。そんな、体調の悪さを見すごして、それを自分のスタンダードにしてはダメ。な~んか調子が悪いなぁ~と思って続けていると、いつの間にか病気に…なんてこともあるのです。不調を見逃さず、そのために、日ごろからしっかり栄養を摂って運動をして休養を取る。このバランスが常に元気でいる秘訣ではないでしょうか。

栄養、運動、休養。このトライアングルを保つためには。そこには、学ぶことが必要になってくるでしょう。努力も日常になれば習慣になります。まずは、3日に1回心がけてみる。それが継続していけば習慣になり、日常になります。

トライアングルを保ちながら、そのために学び成長する。そこには、中も外も満たされ輝いた女性がいるでしょう。

 

菅井悦子
1979年3月13日、宮城県仙台市出身。雑誌『non-no』(集英社)のノンノフレンドとしてモデルデビュー後、『non-no』の専属モデルに。その他、『MORE』『With』など多数のファッション雑誌で活躍。‘09年、全米ヨガアライアンスを取得。ヨガにウエイトトレーニングのメソッドを取り入れた、アッパーバランスボディヨガ(UBY)、リストラティブヨガ、マタニティヨガなどさまざまなヨガの講師、また食育指導士としても活躍中

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YOLO 編集部

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フィットネス、スポーツ、ヘルスケア、食、旅などをテーマに、毎日を楽しく前向きに生きるためのコンテンツをお届けします。

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