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職場でイラッ!気持ちが収まらない時に読みたい聖徳太子の教え

働くということは、いろいろな意見の人と共同作業を行うこと。ポリシーを持って働いている人ほど、真逆の意見に対し、「えっ!それって違うんじゃない?」と言いたくなるかもしれません。

歴史上の超有名人、聖徳太子が制定したと言われている「十七条の憲法」。これは、当時の役人のために書いたものですが、実は現代の私達にも響く言葉がたくさんあります。今回は、仕事をしていてイラッとした時、心を穏やかにする項目を、編集部がピックアップ。

心を穏やかにする聖徳太子の教え

第一条
「和」を何よりも大切にし、争いを起こさないことを、あなたの考え方の土台に。
人はグループを作りたがりますが、悟っている人格者は少ないもの。
そのため、リーダーや親に従わなかったりして、近隣の人達とも争うことに。
でも、上の者も下の者もむつまじく問題を話し合えるなら
自然にものごとの流れに道理にかない、どんなことも実現します。

第十条
心の中の怒りをなくし、怒りを表情に出さないようにし
他の人が自分と違うことをしても、怒ってはいけません。
人はみんな、それぞれに考えがあり、それぞれにこだわるところがあります。
相手が「これが正しい」と考えても自分はよくないと思うし、
自分が「これこそが正しい」と思っても相手はよくないと考える。
自分が必ず聖人で、相手が必ず愚かなわけではない。
みんな、ともに凡人にすぎないんです。
そもそもこれがよいとかよくないなんて、誰が決められるのでしょう?
お互いに、誰でも賢いし愚かなんです。
それは、耳輪には端がないようなものです。
こういうわけで、相手が怒っていたら、
むしろ自分に間違いがあるのではないかと反省しましょう。
自分では「これが正しい」と思っていても、
多くの人の意見に従って行動しましょう。

第十四条
官吏達は、嫉妬の気持ちを持ってはいけません。
自分が相手を妬めば、相手もまた自分を妬みます。
嫉妬の災いは果てしない。
だから、自分より知恵が優れている人がいると喜ぶことができず、
才能が自分より優れていると、嫉妬することになる。
それでは500年たっても賢者に出会うことはできず、
1000年に1人の聖人を期待することすら困難です。
聖人・賢者と言われる人材なしには、国を納めることはできないのに。

第十七条
ものごとは一人で判断してはいけません。
必ずみんなと一緒に議論して、判断しなさい。
小さなことであれば、必ずしもみんなで議論しなくてもいいでしょう。
ただ大きなことを議論する時は、判断を間違うかもしれません。
その時はみんなで検討すれば、道理にかなうような結論が得られるでしょう。

人と調和することは妥協することでもなく、人の意見に耳を傾け、受け入れ話し合うということから始まります。自分と異なる考え方を拒まず、次の段階へ進むために聖徳太子の十七条憲法の教え、じっくり読んでみてください。

ライター:沢田聡子&YOLO編集部

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フィットネス、スポーツ、ヘルスケア、食、旅などをテーマに、毎日を楽しく前向きに生きるためのコンテンツをお届けします。

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