思い出を彩る、山ごはんレシピ#10「4月、いちご大福」
ランドネ 編集部
- 2018年04月09日
唐突ですが、あなたの定番“ご褒美おやつ”は何ですか? たとえば休日出勤した帰り道や義理でイベントごとに参加した後に、自分を「よくやった。また頑張れるよ!」と褒め、鼓舞するために買う、そう、アレのことです。
今回なぜそんな話から始めるかといいますと、山登りでもご褒美おやつがとっても効果的だから。急な山道をやっとのことで登りきったけれども、まだ長い下り道が待っている……なんてとき、疲れを癒しパワーになってくれるような甘味があるといいものです。
そこで今回ご提案するレシピは、いちご大福。いちごが旬のこの時期、コンビニでも買いやすいものですが、一度の休憩で食べるにはちょっと大きかったり、甘すぎて喉が渇いたなんて経験のある方もいらっしゃるのでは。そこで、冬に余ったお餅を使って手作りできるレシピをご紹介します。
Index
いちご大福
▲食材(2人分)
いちご…2粒
粒あん…適量(市販。お好みでこしあんでも)
切り餅…2個(丸餅が便利)
片栗粉…適量
▲作り方
1.いちごを洗ってへたを除き、あんで包む。
2.耐熱器に切り餅を入れ、水またはお湯をひたひたに注ぐ。
ラップをして電子レンジで1分半ほど加熱する。
餅は丸い形をとどめるかどうかくらいが成形しやすいので、加熱時間は加減を。
3.バッドに片栗粉を敷き、その上に2の餅をのせる。
4.片栗粉を餅にまぶす。余分な粉をはらい、1を包んで丸めたらできあがり!
山登りの前日夜に作る場合、時間が経つと餅が硬くなってしまうので、冷凍しましょう。
ただし、いちごは解凍時間が長くなると水分が出てベチャっとなるので、1時間半~2時間くらいの間に食べれる場合にお試しを。
暑い日には、いちごがまだ冷たくてシャリっとしているくらいのタイミングで食べるのもグッドです!
注意点
・四角い餅の場合は、お湯に入れてしっかり過熱してから、成形すると作りやすい。不安な方は丸餅がおすすめ
・いちごを餅で包むとき、底になる部分の縁はできるだけ薄く伸ばす
しゃぶしゃぶ餅のいちご大福
丸餅や四角い餅をきれいに成形する手間を省きたい方は、しゃぶしゃぶ餅が便利!
材料は上と同様。お好みでドライフルーツ(今回はイチヂクを使用)を巻くと、ジューシーに仕上がります。
作り方も基本は上と同じですが、しゃぶしゃぶ餅はあっという間に火が入って伸びるので、お湯にくぐらせる時間は短めに。
和菓子店風・いちご大福
いちごがほどよく解凍したころに食べるのが難しい場合には、餅とあんで大福を事前に作り、冷凍しておくのがおすすめ。
大福は解凍してから数時間は硬くならないので、山の上でいちごを乗せて食べれば美味♡
お家で食べる場合は、できたてのもちもちをどうぞ!
餅をきれいに成形するのにすこしコツが入りますが、少々形が崩れていても市販のあんを使っているのでおいしさは損なわれません。
いろんな種類の餅やあんを使って、試してみるのも楽しいですよ。いつもよりちょっと頑張りが必要なときに、ぜひご賞味くださいね。
山ごはん監修◎藤吉優子
撮影◎後藤武久
文◎ランドネ編集部
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自然と旅をキーワードに、自分らしいアウトドアの楽しみ方をお届けするメディア。登山やキャンプなど外遊びのノウハウやアイテムを紹介し、それらがもたらす魅力を提案する。
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