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Onの新作トレランシューズ「Cloudultra」を履いて冬晴れの奥多摩へ

冬晴れの空の下、スイス発のスポーツブランド・Onの新作シューズ「Cloudultra」を試しにチームランドネの大垣が奥多摩へ。アドベンチャーディバズの北村ポーリンさんのガイドのもと、ゆるりと日帰りトレランを楽しんできた。

Cloudultraは、Onの特徴的な穴の開いたソール形状を中心部からかかとにかけて二重構造にすることで、長距離・長時間使用しても高いクッション性と快適性を感じられるシューズ。

持ってみるととにかく軽く、ソックス状になっている履き口から足を入れると、適度なフィット感でなんだか裸足にバネがついたような感覚に。

シューレースの甲のあたりにはフリップリリースと呼ばれるつまみがついており、それをくるりとひっくり返すことで靴紐を結び直さなくても、快適に締めたり緩めたりすることができる優れもの。

JR青梅線沢井駅近くの沢井マウンテンカフェを拠点に、この靴を履いて向かったのは、高水三山のひとつ、標高756mの惣岳山。沢井はゆずの里と呼ばれており、道端にはゆずがごろごろと。梅も咲き誇り、ふもとから山への道でわたしたちを出迎えてくれた。

登山口となるのは立派な参道のある青渭(あおい)神社。ここから40分ほど、人工林の森歩きが続く。軽量なCloudultraは上りの道でも足捌きがよく、次の一歩が出しやすい。

上りは焦らずゆっくり歩き、気落ちのよい尾根道や下りは走る。それでも充分トレランは楽しい。木々の隙間から見える青い空に向かって稜線を目指す。そして到着した山頂。遠くには八ヶ岳と思われる雪の被った峰々が見えた。そこから少し歩くと都心方面の展望が開けた場所へ。

山頂からは下り道。シューズのフリップリリースを回転させて片手でさくっとシューレースを締めると、自然と走り出してしまいたくなる道が続いていた。グリップ力が高いので蹴り出しやすく、地面に着地したときに足やヒザを守ってくれるクッション性は安心感があり、走ることが楽しくなる。そしてあっという間にふもとへと下山。

お待ちかねのランチをいただく沢井マウンテンカフェは、今回ガイドをしてくださった北村ポーリンさんもスタッフを務める古民家カフェ。よく動いたカラダに嬉しい焼き野菜カレーをいただいた。

じっくりと煮込んだ⽟ねぎがベースのひき⾁カレーに、サッと焼いた採れたての野菜が香ばしく絡まる一品。古民家の縁側に差し込むひだまりがとても心地よく、また訪れたくなる空間だった。

奥多摩も東京ではあることは間違いなけれど、こんな東京もあるんだと改めて感じられた1日。もっとCloudultraを履いて、ディープな東京を旅してみたい。

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ランドネ 編集部

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自然と旅をキーワードに、自分らしいアウトドアの楽しみ方をお届けするメディア。登山やキャンプなど外遊びのノウハウやアイテムを紹介し、それらがもたらす魅力を提案する。

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