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「私はどうやって生きたいの?」 現実に直面したモデルが開いた13の悟り

菅井悦子さん。集英社の人気雑誌『non-no』のモデルとしてデビューしてから、さまざまなファッション誌で活躍。それなのに、体形に関してずっとコンプレックスを持っていたとか。「モデルを始めた時は、細長い人が多くて、そうでない私はずっとコンプレックスの塊でした。食べないほうがいいのかなとも思ったりしていましたね」。さらに競争社会のモデル界において重なっていく年齢も持て余す…。そうしたコンプレックスを解消するために、菅井さんは2009年、ヨガを始めました。ティーチャーズトレーニングにも通い、ヨガの先生としての資格も取ったのです。

しかし、もっとボディメイクしたい、洋服の似合うカラダになりたいと思い、2014年からトレーニングを始めることに。同時に筋肉や内臓などについて、生理、食事など、体と関係することすべてを学び始め、今の自分がどうやって何から作られているのか痛感することになったのです。

そうして生まれた言葉達。体感があって、ご自身が納得して消化しているからこそ、私達に響いてくるんですよね〜。

女性ならではの悩みまで全部包んで、元気づけてくれる語録13選

1.
服を着こなせる体にならなきゃならないのに。とにかく細ければいいと思ってました。ただ細い体って本当に美しくドレスを、デニムを着こなせているんだっけ?「痩せてるって健康じゃないからね」って言われて気づいたんです。痩せてるって、欠乏してるんですよ。貧血もそう、血が足りないってこと。まだ、ガリガリになっているモデルを見ていると本当の美しさって何? 健康って何?健康を失ってまで痩せていたいの?早く気づこうよ、って思うんです。

2.
「おばあちゃんの肩は丸いよね。若い人の肩と違うでしょう?つまりね、肩の作り方一つで若く見せることできるの。ヒザの形や、ふくらはぎのふくらんでいる位置で脚を長く見せることができるんだよ」って最初に目から鱗な造形的な話を聞いたんです。そうしたら、ウエイトトレーニングの必要性、本当にわかりました。

3.
痩せてもお尻が上がらない、ウエストのくびれができない…。それはきちんと筋肉にアプローチできていないということ。筋肉は造形できるけど、脂肪は造形できないですからね。形ができるのは骨格筋。骨格筋で造形すれば、締まるところは締まり、出るとこは出る。そう聞いてから、ウエイトトレーニングに嫌感はあったんですけどやります、って始めたんです。でも、今は何が美しいか、何が必要なのか、どうしてやらなくてはいかないのか、ということが(それが)どういうことは本当にわかります。

4.
最初は2kgのダンベルを1個持たされただけで腹筋ができなかったんです。筋力があると思っていたのに…。でも、筋肉のことを知るようになって、一つひとつクリアしていったら動けるようになりました。ここの力を使ってやったら、こう動けるんだって。やみくもに練習するよりも、何が必要かを学んで、筋トレを取り入れたほうが他のスポーツやヨガもできるようになると思うんです。理解して体を使えるようになるんですね。

5.
大臀筋は人間特有の筋肉で二足歩行のために発達したんです。それがなくなるということはおばあちゃんになっていくってこと。ここを鍛えれば、歩くのも楽になるしヒップアップしてかっこいいお尻になるんです。元気の象徴だし、女性らしさだから、男性も女性のお尻が気になるんですよ。

6.
よく足首が太いんです、っていう人いますよね。でも、よく考えてみて! 足首には大きな筋肉はなくて靭帯や腱ばかりなんだから、本来はみんな細いんです。太いって悩んでいる人は、ちゃんと使っていないことに気づいて。お相撲さんだって足首は細いんだから。意識して、足の使い方を学んで、しっかりと負荷をかけた運動をすると代謝も高まるし、全体を鍛えていけば、自然と肉も落ちて、すっきりした足首になるんです。筋肉がないと浮腫むんですよ!

7.
姿勢を維持させようと思ったら重力に対して同等の引っ張る力がないと維持できないから意図的に筋肉をつけないと。
現代はどんどん便利になっているから日常生活では負荷がなく、筋肉がつきにくいんですよ。意図的に負荷をかけないと。今の世の中は。

8.
ダイエットとなると食べないことばかりしてた。どうやったら理想の体になるかわからなかったから。減らすことばかり考えていた。減らせば体重が落ちるから。怖くておいしく食べられない、だって体重が増える=かっこ悪いと思ってたから。病気と健康と食事の話も深く学ぶようになった。例えば、なんでタンパク質が必要か知ってる? なんで炭水化物が必要か知ってる? なんでアレルギーなっているか知ってる? 学べばわかること。体って何に反応しているかとか。

9.
私がトレーニングを始めた時、この道を通ったことのない人は否定的な意見ばかり。「ボディビルダーになるの?」「ムキムキになったらモデルできないよ」「トレーニングって怖い」とか、そんなことばっかり。いろいろ言われたけど、お尻が上がって姿勢が良くなった私を見て、みんながコロっと変わりました。どうやったら、そんなかっこいい体になれるの? 私もやりたい! って。

10.
ウエイトトレーニングもヨガも一緒。自分と戦うってこと。弱いところを知るって辛いけど、目を背けていたら何も変わらない。初めてやることはできないことばかりだけど、クリアする楽しみがあります。やること、やらないこと、やるべきこと、いろいろ見えるようになるしできるようになるための方法を考えるようになる。それはすべてのスポーツで同じですよね。仕事だって、そうかもしれない。

11.
知識をつけなさい。自分でわからなければ、先を進んでいる人に聞きなさい。自分で獣道を歩いても、五里霧中に至るだけ。それはわからないし、続かない。時間もかかるし、結果も出なくて楽しくなくなって、苦しみばかりかもしれない。だから、わかっている人に教わるのは得なんです。行きたい道を進んだことのある人に聞いて、素直に進もう。

12.
みんな一緒です。みんなできるんです。みんなスタイル良くなれるんです。できないって決めてるのって、自分かもしれないよ。

13.
生き方って価値観だから。どうやって死にたいの? どうやって生きていきたいの? あなたは、どんなスタイルでどんな人として生きていきたいの? なりたい自分を見つけたら、決めて進もう。自分を信じようね。大丈夫だから。

 

【アッパーバランスボディヨガ《UBY》】
菅井さんがワークショップで教えているのは、ヨガにウエイトトレーニングのメソッドを取り入れた、アッパーバランスボディヨガ(UBY)。本当に美しいカラダの定義を学び、そのカラダ作りに必要な知識と運動の場を提供。学ぶことは引き出しを増やすということ。理論を理解し、必要性を知ることによって、継続する力にもなります。毎週火曜日にはチャコットでレギュラークラスを担当。モデルやインストラクター、ひいては動くことは全く初めて…という人まで、幅広いファン層が学んでいる。

 

詳しくは、菅井さんのインスタグラムで。アッパーバランスボディヨガの最新情報もこちらか得られます!
https://www.instagram.com/etsuko313/?hl=ja

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YOLO 編集部

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フィットネス、スポーツ、ヘルスケア、食、旅などをテーマに、毎日を楽しく前向きに生きるためのコンテンツをお届けします。

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