アーユルヴェーダの体質をチェック!あなたに合ったトレーニング方法は?
YOLO 編集部
- 2020年06月19日
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日々のトレーニング見直してみない?
「体がだるくて重い毎日だから、ゆったりした動きのトレーニングにしよう!」 「やる気に満ちあふれているから、激しい運動にチャレンジ!」
そんな気分でトレーニングにチャレンジするのも、一つの方法ですが、もしかするとその気分、あなたが本来持っている体質から来るものなのかも⁉
インドの伝承医学アーユルヴェーダによると、人は3つの体質(ドーシャ)に分けられるといいます。『空』と『風』の元素をもったヴァータ、『火』と『水』の元素をもったピッタ、『水』と『地』の元素を持ったカパです。ヴァータは空と風という元素からも、軽い移動性のあるイメージ。火の元素を持ったピッタは熱い、情熱的なイメージ。水と地の元素を持ったカパはどっしり重い安定したイメージ。と想像ができますよね? その3つの気質のどれかを知ることで、あなたに合ったトレーニング法を知ることができます!
あなたの体質(ドーシャ)はどれ?
3つのドーシャのチェック項目で多いのがあなたの気質。チェックしてみましょう!
ヴァータ体質
□痩せ型
□食べても太りにくい
□早口でよくしゃべる
□動作が素早く落ち着きがない
□記憶力はよいが、忘れるのも早い
ピッタ体質
□中肉中背
□よく食べ、体重の増減もある
□暑さが苦手
□はっきりとした物言い
□気が短い
カパ体質
□大柄でがっちりした体形
□太りやすい
□物静かで話し方がゆっくり
□忍耐力があり我慢強い
□覚えるのは遅いが、一度覚えるとなかなか忘れない
タイプ別、あなたに合った運動法
アーユルヴェータでは、それぞれのドーシャの持つ性質と相反するものがバランスをもたらすとされています。自分のドーシャと特性を知れば、その反対になるものをトレーニングで取り入れることで、心と体のバランスがとれ、健康的な美しい体が手に入るのです。
ヴァータ体質の人
『空』や『風』にイメージされるように足取り軽く、アクティブな人。飽きっぽい性格だったりもします。そういう人には、ゆったりした動きのトレーニングがおすすめ。ヨガであれば、呼吸を20〜25回と多めにとり、ホールド時間を長めにとるなど落ち着かせるようにしましょう。陰ヨガもおすすめです。
ピッタ体質の人
『火』と『水』の元素を持ち、特にメインは『火』の元素。熱く情熱的で競争心が強い。バランスが取れている時は、チャレンジ精神旺盛で目標に向かって突き進む力はあるけれど、一度崩れると体が重く億劫になります。バランスを整えるためには、競争心をあおるようなトレーニングは避けましょう。
カパ体質の人
『水』と『地』というイメージ通り、どっしり安定感のある人。普段の動きもゆったりした動きになりがちですが、トレーニングは運動量のあるものをチョイス! ヨガであればヴィンヤサ系の動きの多いものがおすすめです。
日常のトレーニングと比べてどうでしたか? もしも、真逆のトレーニングをずっと続けているな…って人も、毎日実践できなくても大きくバランスを崩す前に、性質に合った運動法にチャレンジ! 心身ともにバランスを保つことで、美しく健康的な体が手に入るに違いありません。
ライター:北川彩
取材協力:松尾奈美/神戸・北野でアーユルヴェーダ&ヨガのパーソナルスタジオ naluyogaを主宰
モデル:Asia, aya
- Brand :
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