朝からグッタリ…を防ぐ夏の「朝バテ」には【もやし】が効く!
YOLO 編集部
- 2019年09月01日
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「朝起きた時」から疲れているのはなぜ?
20歳以上の男女を対象とした疲労対策に関する調査(※1)によると、普段「疲れ」を感じる日常のシーンは「朝起きた時」が43.2%と一番多い時間帯となっています。睡眠を取った後にもかかわらず、朝に疲労を最も感じているという結果。これは「朝バテ」とも言えそうです。
その原因は、睡眠時間やその質が不十分なこと。特に夏は暑さによる寝苦しさで、他の季節と比べて睡眠時間が短い季節です。では、質のいい睡眠を取るためにはどうしたらいいのでしょうか?
注目の成分「GABA」でリラックス&安眠効果
睡眠の質を上げるためにはGABAを摂取することがオススメです。GABAは、穀物や野菜、果実などに含まれるアミノ酸。消化管から体内に吸収され、交換神経末端からでる血管収縮作用伝達物質のノルアドレナリンの分泌を抑制します。
ノルアドレナリンは細動脈を収縮させる作用があるので、この分泌を抑制することによって、交感神経の働きを抑え、副交感神経を優位に。これによって、安眠効果が期待できるのです。
オススメは「夜もやし」
イチオシは「夜もやし」。豆がついている大豆もやしを選びましょう。大豆を発芽させた大豆もやしは、GABAをはじめとして、大豆イソフラボンや食物繊維、ミネラルなどさまざまな栄養素が含まれていて、お手軽に食べられるスーパーフードです。
寝る30分前にGABAを摂取して睡眠の質が高まったという研究もあるので、夕飯に大豆もやしを1パック (200g)程度食べることで、GABAの効果が働き、睡眠の質が高まることが期待できます。また、カロリーも少ない食材なので、夏太り対策にもオススメです。
作り置きなら、もやしレモンをどうぞ。大豆もやしに含まれるアスパラギン酸とレモンに含まれるクエン酸は、クエン酸回路を活性化させ、疲労の素となる乳酸の分解を促進します。乳酸は筋肉疲労の原因となり、大量に蓄積されると体の冷えや頭痛を引き起こすと言われています。
◇もやしレモンの作り方
【材料】(作りやすい分量)
大豆イソフラボン 子大豆もやし 1パック
レモン汁 30〜50cc
ごま油 大さじ1杯
白ごま 適量
【作り方】
1:大豆もやしを12分ゆでる(時間の無い時はレンジでチンでもOK)。
2:ごま油と白ごまであえてレモン汁をかけて完成 。
ゆでた時に残ったお湯は、好みで塩とレモン汁をかけてスープに。溶け出したミネラルと食物繊維を摂取することができます。おつまみにしてもおいしい作り置きレシピです。
◇「GABA子大豆もやし」
内容量:200g
https://www.saladcosmo.co.jp/functional-claims/gabakodaizu
※1:ネオマーケティング『疲労対策に関する調査』(N=1,000/調査時期2019年1月15〜16日)
ライター:幸雅子
教えてくれた人:池谷敏郎先生/医学博士。池谷医院院長。東京医科大学医学部卒。 東京医科大学循環器内科客員講師、日本循環器学会循環器専門医。 血管に関する第一人者として、テレビや雑誌、ラジオなどメディア出演多数。
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