親指であなたの周囲からの見られ方がわかる？

指が教えてくれるあなたの宿命

手相占いは人気の占いの一つですが、実は大きさや形が人によって違うため、正確に解読するのが難しいってご存知でしたか？でも、指占いならそんな心配はご無用。関節の位置を目安にして指の長さの割合を見ていくので、きちんと観察すれば見誤ることはありません。

今回は親指。日本には親指を使って押印する「拇印」という習慣がありますが、これは指紋を残すという目的に加え、親指がその人自身を示すものだと考えられているからなのです。親指には意思や人格が宿るのです。

まずは親指の長さを計りましょう。指の力を抜いて、親指を人さし指に近づけます。親指の先端が、人さし指の第２関節のシワの一番下のラインあたりにあれば標準。第２関節の中心と比べて上にあれば標準よりも長く、大幅に届かなければ短いという結果になります。

人はあなたをどう見ている？

親指からわかるのは、周囲の人はどんな風にあなたを見ているかです。家族や友達と一緒にチェックしてみて、お互いの印象を改めて見直してみては？

【標準】
安定感のある性格だと思われています。バランスのいい親指を持つ人は、しっかり者。意思と知性と感情のつり合いが取れていて、いつも落ち着いてクールに見られます。

【長い】
思いを貫く強さがあると見られています。感情を抑えて、冷静な態度を保てる意思の強い人。ただ、大幅に長い人は自分の考えを最優先して頑固になるという傾向も。協調性を大切にしましょう。

【短い】
豊かな感情に翻弄される人と思われています。感情に左右されやすく、弱気な性格。理性よりも感情が勝るこのタイプの人は、情緒豊かな魅力にあふれますが、けじめのなさがウィークポイントです。

【太い】
ドッシリと構える強さがある人だと見られています。ずんぐりとした親指は、穏和な性格を表します。意志力があり揺らぎない強さは、大成功のチャンスをものにするパワーを秘めていると言えます。

【細い】
弱気で諦めが早いと思われているかも。意思のもろさが表面化することもあります。諦めが早く、勝負事に弱い傾向があります。細くて長い人は神経質、細くて短い人は甘えん坊な性格があります。

【先端が平ら】
シンプルな思考が特徴的です。他人から見ると、竹を割ったようにわかりやすく、単純な気質を持つ人。逆に、先端がほっそりととがっている場合、品格の高さを暗示しています。

ライター：幸雅子
出典：『手のひらセルフケア』/「指で占う「指占い」」
監修：橘のえる/総合占術研究家。古今東西の占いを研究し、最新の生物学や心理学などを応用することで、新解釈に取り組んでいる。