今年こそマスターしたい! 基本のおせち:レシピ4 【栗きんとん】
MY LIFE RECIPE 編集部
- 2015年12月25日
覚えておきたい基本のおせちの作り方をご紹介する本シリーズ、4つ目のレシピは「栗きんとん」。「子どものころ、これが一番好きだった」という人も多いのでは?(このレシピは、『たった1日で完成! 作りおきおせちの本』からご紹介しています)
栗きんとんの「きんとん」とは、漢字では「金団」と書き、金の団子という意味の財宝を表す言葉。縁起ものとされる栗を使い、商売繁盛など豊かな暮らしを願って食べられる、口取りの代表格である。くちなしの実で黄金色に仕上げた栗きんとんは、目にも鮮やかでおせちに華やかさを足してくれる欠かせない一品だ。
財政安定を願って美しい黄金色に仕上げる「栗きんとん」の作り方
さつま芋に栗の取り合わせは、特に女性によく好まれる、間違いのない取り合わせ。お正月の間だけ食べるのは、もったいないくらい! 表面が乾かないように密閉容器に入れれば、冷蔵庫で2週間ほどおいしくいただける。
■材料(4~5人分)
栗の甘露煮…12~15個
さつま芋…1本(300g)
くちなしの実 1~2個
(A)栗の甘露煮のシロップ…120ml
(A)砂糖…85g
(A)塩…少々
★準備として、くちなしの実は半分に割り、ガーゼで包む。
1.さつま芋をゆでる
さつま芋は皮つきのまま2cm幅の輪切りにし、水にさらす。鍋にかぶるくらいの水、くちなしとともに入れ、さつま芋に竹串がすっと通るくらいになるまでゆでる。
2.調味料を加えて練る
1.をざるに上げて皮をむき、熱いうちに裏ごし器などで裏ごしする。鍋に入れて(A)を加え、弱火で混ぜながら練る。
3.栗の甘露煮を混ぜる。
全体がなじみ、つやが出てなめらかになったら、栗の甘露煮を加えてさっと混ぜ、バットなどに広げて冷ます。
元旦からいただく甘いお楽しみといえば、栗きんとん。作り方は複雑ではないけれど、なめらかさが身上なので、じっくり手をかけて作りたい。手をかけたぶん、きっと迎える新年に“豊かさ”をもたらしてくれるはず!
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