かんたん仕込みのある暮らし スキマ時間のひと手間で心までもラクに
MY LIFE RECIPE 編集部
- 2017年10月25日
『かんたん仕込み』で夕食作りがラクになる!
料理家、フードコーディネーター、そして女子栄養大学の講師として多方面で大活躍のみない きぬこさん。プライベートでは幼い二人のお子さんのママでもあります。毎日待ったなしの忙しさの中、「夕食作りが少しでもラクで楽しくなるように」と行っている工夫があるのだそう。それが、スキマ時間の『かんたん仕込み』。
帰宅後は疲れているし、お腹も減っている。何かと余裕がありません。できるだけラクをしたいというのが本音です。でも、いつも作り置きを温め直すばかりでは味気ない。あつあつの出来たてを食べたい、食べさせたい。そこで、『あとは焼くだけ、煮るだけ』という段階まで仕込んでおこう! と考えました。
例えば、ある日の夕食は『ポークと野菜のオーブン焼き』。
「朝のうちに、豚肉にみそやにんにくで下味をつけ、野菜類を食べやすく切って冷蔵庫へ。時間にしてみればたったの7分、これで夕食の仕込みは完成です」と、みないさん。これなら、夕方、仕事からへとへとになって帰ってきても、朝仕込んだ肉と野菜を並べてオーブンで加熱するだけでいいからラクチン。オーブン調理なら、待っている間にほかの家事もできるのです。
もし急に予定が変更になって外食することになっても、仕込んでおいた食材は数日保存できるため、翌日の夜に回すことも可能です。
こちらは豚のマスタード焼き。朝のうちに、豚肉に粒マスタードとはちみつを塗ってサンド。夜は焼くだけの簡単レシピです。仕込みの状態で数日保存できるため、急な予定変更にも対応できます。
こちらは、さけのパン粉焼き。さけに下味をつけ、チーズをオン。仕上げはオーブントースターで焼くだけです。みないさんのレシピは、仕上げにオーブンやオーブントースターを使ったものが多く、洗い物が少なくて済むのもうれしい。焼いている間にほかの家事もできるというおまけつきです。
朝のうちに下ごしらえを済ませておくことで、味の染み込みはばっちり! 時間はもちろん、気持ちの負担も大幅減! と良いことづくめ。『かんたん仕込み』は、忙しい人はもちろん、料理が苦手な人もぜひ試してみてもらいたいTipsです。
●監修:みない きぬこ
料理家、フードコーディネーター。女子栄養大学を卒業。広告や雑誌などで幅広く活躍する一方、現在は女子栄養大学にて非常勤講師として調理の指導も行っている。著書に『大豆で美味しい毎日レシピ』(エイ出版社)、『はじめてのストウブ』(池田書店)などがある。
(出典:『かんたん仕込みで 帰ったらすぐごはん』、監修:みない きぬこ)
(編集 M)
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