台湾(台北、高雄、台南)の夜市、あなたはいくつ知ってる?
トリコガイドシリーズ 編集部
- 2017年02月28日
世界各地に夜市はありますが、台湾ほど、夜市を楽しめる条件が揃っている場所もないのではないでしょうか。ボリュームある麺やご飯、珍しいフルーツを食べ歩きしたり、射的ゲームを楽しんだり……。日本円にして1000円もあれば、胃袋も心も十分満たせます。
安くて美味しいものが集まるから、地元の人々も夜市へ繰り出して夕食をとる頻度が高いそうです。家族や友人と訪れ、小吃(屋台の料理などの軽食)を手に取り、夜風に当たりながらのんびりと語り合う、そんなローカルの日常のシーンを見るのも醍醐味。台湾の人々と切っても切り離せない夜市。
ここでは、滞在中に一度は訪れて堪能したい、各地の名物夜市をご紹介します。
Index
高雄が誇る国際観光夜市「六合国際観光夜市」
ふたつの地下鉄が交わる美麗島駅の近くで開かれている国際観光夜市。夕方18時から深夜まで多くの観光客で賑わい、およそ300mの通りに屋台がひしめき合っています。港町・高雄だけあって海鮮料理店が多いです。通りの中央にはいくつものテーブルが用意されているため、ゆっくりと座って食べられます。ゴミ箱の設置、歩行者天国など、さまざまに配慮されているので、夜市デビューの人にもおすすめのスポットです。
【DATA】
●六合国際観光夜市(リォウハォグオジィグアングアンイェシィ)
住所:新興區六合二路
営業時間:18:00〜翌2:00頃
定休日:無休
地元で人気の夜市「瑞豊夜市」
地元で最も人気といわれている瑞豊夜市は、巨蛋駅から5分ほど歩くと広がる、賑やかな一画にあります。足を踏み入れると大人がすれ違えるくらいの細い通路が何本かあり、まるで迷路のようで楽しいです。食べ物の屋台が多く、焼売やトシ、紅豆餅などの食べ歩きはピッタリです。その他、マッサージやゲーム、洋服や帽子などのファッションの屋台も出ているので、散策してみてください。
【DATA】
●瑞豊夜市(ルゥイフォンイエスー)
住所:裕誠路と南屏路の交差点、三民家商前
営業時間:18:00〜翌2:00
定休日:月曜日・水曜日
台南の名物がズラリと揃う夜市「大東夜市」
もともと台南の夜市は、毎日同じ場所ではなく、曜日によって場所が替わります。この夜市は、中心部から少し離れているにもかかわらず、のぼり旗がたくさん並び、開催日は多くの人で賑わいます。グルメの街らしく、台南名物や、パン店、カットフルーツなどもあり、いろいろな食べ物の屋台が充実。洋服や雑貨、CD、家電の屋台もあります。
【DATA】
●大東夜市(ダァドォンイエスー)
住所:東區林森 路一段與崇善路交叉口
営業時間:18:00〜翌1:30頃
定休日:水曜日・木曜日・土曜日・日曜日
グルメの街、台南で最も賑わう大規模な夜市「花園夜市」
週に3度、台南の海安路と和緯路の交差点エリアで開かれる、大型の夜市。半分以上のスペースにグルメ屋台が連なり、小吃を楽しむ人々で深夜まで賑わいを見せています。奥のほうには食事ができるテーブル席もあり、座れば注文を取りに来てくれる。駅からは離れているため、行く時はタクシーがおすすめです。
【DATA】
●花園夜市(ホアーユェンイエスー)
住所:海安路と和緯路の交差点
営業時間:18:00頃〜翌1:00頃 ※店舗により異なる
定休日:木曜日・土曜日・日曜日
エリア一帯が毎晩お祭りムード「士林夜市」
連日、世界各国から観光客が詰めかける、台北で最も有名な夜市。中山北路五段、大東路、基河路などの通りには飲食店をはじめ、服や雑貨を売るショップが立ち並んでいます。また、「士林市場」という建物の地下1階は、夜市グルメが集まるフードコート「美食區」。混雑しているので、欲しいものはその場で即購入しましょう。
【DATA】
●士林夜市(シーリンイエスー)
住所:士林區大東路、基河路周辺
営業時間:17:00頃〜深夜 ※店舗により異なる
定休日:無休 ※店舗により異なる
100軒近くの屋台が通りにずらり「寧夏観光夜市」
台北の夜市の中でも特に美味しい屋台飯が集まることで知られています。寧夏路の、民生西路と南京西路を結ぶ約300mの区間で開かれ、民生西路側に料理の屋台、南京西路側にゲームの屋台が並びます。民生西路沿いから入り、まずは一周して食べたいものを見極めるのがおすすめの回り方です。選んだ食材を串焼きや揚げ物にしてもらえる屋台もあります。
【DATA】
●寧夏観光夜市(ニンシャーグァングァンイエスー)
住所:大同區寧夏路
営業時間:18:00頃〜24:00頃 ※店舗により異なる
定休日:無休 ※店舗により異なる
食べる、買う、遊ぶをまんべんなく楽しめる「饒河街観光夜市」
松山慈祐宮の前に伸びる饒河街を車両通行止めにして開かれる、台北を代表する大規模夜市のひとつです。約500mの道の両側には、行列が出来る名物グルメから雑貨、ゲームの屋台までがずらりと並びます。中には、占い師やうぶ毛取りをしてくれる屋台もあります。めぐり方のコツは、松山慈祐宮側の門から入り、右側の通りを先に見ながらぐるりと一周するといいでしょう。飲食は立ち食いが基本ですが、少数とはいえテーブルを出している屋台もあり、座って食べることもできるので、夜市ビギナーにおすすめです。
【DATA】
●饒河街観光夜市(ラオハージエグァングァンイエスー)
住所:松山區松山駅付近
営業時間:18:00頃〜24:00頃 ※店舗により異なる
定休日:無休 ※店舗により異なる
台湾の夜市についてご紹介してきました。さまざまなエリアで食べ歩きや遊び、ショッピングまで楽しむことができます。台湾旅行の際に、是非参考にしてみてはいかがでしょうか。
※掲載内容は2017年2月取材時のものです。
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オンは仕事をバリバリこなし、限られたオフはおもいっきり羽を伸ばして楽しむ!そんな大人のキャリアウーマンの「せっかくだから」を満たす、ちょっと贅沢な国内ガイドマガジン。
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