台南の必ず食べておきたい3大グルメはこれ!おすすめ料理店4選
トリコガイドシリーズ 編集部
- 2017年11月05日
台湾の古都である台南。南部特有のゆるい空気感がたっぷりで、迷路のようになっている小径にはかわいい雑貨やカフェに出合える場所です。
日本の京都のような魅力が漂うこの街で、新旧の雰囲気を楽しみながら美味しいグルメを食べ歩きましょう。
Index
坦仔麺(ダンツーメン)
エビのダシが利いたスープに、小麦粉の中細ストレート麺をさっとゆでて、たっぷりの肉燥をかけていただく温かい麺。仕上げに黒酢やエビ、香菜をのせます。
擔子発祥の店「度小月擔子麵 原始店本舗」
坦子麵の元祖として有名で、創業120年を超える老舗です。初代はもともと漁師で、天候により船が出せない時に、水仙廟の前で簡単に出せるような麺料理(坦子麺)を考案し、天秤棒とカゴで売りはじめました。大量のエビをベースにしたスープの坦子麵は瞬く間に評判となり、当時から大変な人気を博しています。厚い鍋には、100年以上継ぎ足して使っているトロトロの肉燥がたっぷり。擔子麵の他にも、白身魚の虱目魚や、サクサク食感がたまらないエビ春巻きの黄金蝦捲など、台南の名物を楽しめますよ。
【DATA】
度小月擔子麵 原始店本舗(トゥーシャウヤィダンツーメン ウャシテンベンポウ)
住所:中西區中正路16號
営業時間:11:00~21:30
定休日:無
牛肉湯(ニョウロウタン)
台南には牛肉市場があり、鮮度の高い牛の入手が可能なことから、街には牛肉スープの専門店が多数あります。牛骨でダシをとり、さっと湯がいた赤みが残る状態でいただくスープ。
鮮度のよさに定評あり「圓環牛肉湯」
牛肉スープの専門店が多くあるなか、ほかではあまり出回らない、さまざまな部位の牛肉が食べられると評判のお店。真夜中の午前2時に市場へ出掛け、当日に使用する分だけを仕入れて、新鮮な牛肉のみを使用しているので、赤身はもちろん、心臓、腰、肝や筋などのホルモンまで味わえます。スープは実にシンプルで、牛骨と具材のみ。でもこれがまた旨い!迷いのない澄み切ったシンプルなスープは、やみつきになること間違いなしです。
【DATA】
圓環牛肉湯(ユエンファンニョウロータン)
住所:中西區府前路二段153號
営業時間:4:00~13:30
定休日:火曜日
ちまき
台湾では、家庭でもつくられるちまき、母味としてポピュラーな食べ物。南部では、そのまま食べるちまきと、醤油の甘ダレとピーナッツ粉をかけるふたつのタイプがあります。
ピーナッツ粉をたっぷりかけて「劉家肉粽」
高雄に2店舗、台南は7店舗ある、地元で人気のちまき店。こちらの西門店は24時間営業なので、深夜の空腹にも見事に対応してくれますよ。南部名物、ピーナッツ粉にとろみ醤油でいただく菜粽は、竹の皮ではなく月桃の葉で巻いたもの。日本では主に美容液にも使われる月桃は、胃に優しい効果があるといわれていることから、これを使用しています。ほのかに香る月桃の香りは、食欲をそそりますね。店内は半オープンエアーで気軽に入れるのも嬉しい。
【DATA】
劉家肉粽(ニョウツァーローツォ)
住所:中西區西門路二段439號
営業時間:24時間営業
定休日:無
創業120年の伝統の味「再發號肉粽」
清時代に屋台からスタートした老舗のちまきは、週末になると一日700食が売れる超人気メニュー。ちまきは3種類で、もち米やタレはどれも同じですが、中の具材で値段が変わります。アワビやホタテなど、豪華食材が11種類入った特製八宝ちまきは、二人で食べても十分なボリューム。箸も用意されていますが、竹の棒で割って食べるのが再發號流。豪華な食材と大きさに驚きながら、昔と変わらぬ甘辛い伝統の味とモチモチ食感を、ぜひ試してみてください。
【DATA】
再發號肉粽(ツァイファーハォゥローツォン)
住所:中西區民權路二段71號
営業時間:10:00~20:30
定休日:不定休
※掲載内容は2017年2月取材時のものです。
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オンは仕事をバリバリこなし、限られたオフはおもいっきり羽を伸ばして楽しむ!そんな大人のキャリアウーマンの「せっかくだから」を満たす、ちょっと贅沢な国内ガイドマガジン。
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