ウルトラマラソンの練習や本番の注意点はありますか?|ランニング初心者のQ&A
- 2021年08月04日
「ビギナーランニング教室」の講師も務める内山先生が、ランニング初心者の悩みや疑問にズバリ答えるQ&Aコーナー。今回は、ウルトラマラソンの練習や本番の注意点を聞いてみました。
ウルトラマラソンの練習や本番の注意点はありますか?
内山先生の答え
練習での走り込みが重要なのは、フルマラソンと同じです。しかしフルマラソンの練習では、長いといってもせいぜい20㎞~30㎞。ではウルトラマラソンも同じでいいかというと、それは違うでしょう。ウルトラマラソンを走る市民ランナーのなかには、1回の練習につき50㎞、5時間という単位で走る人もいます。ウルトラマラソンの場合、長時間、体を動かし続けるトレーニングはとても有効です。ペースはゆっくりでかまいません。
さらに、食べながら走る練習をしておくといいですね。長時間のレースでは必ず空腹に襲われるので、途中でうまく食事をとれるかどうかも、とても重要になってきます。
レース本番では早朝から日没まで走るため、体温調節のできるウエアがおすすめです。そしてスタート後は、関門の通過タイムや制限時間に気を配りましょう。後半でタイムが落ちるのは避けられないため、無理のない範囲で、前半に少しでも貯金をつくれるとベターです。
教えてくれた先生
内山雅博 コーチ
ランニングスタイルでもおなじみの、超ベテランコーチ。「ビギナーランニング教室」の講師も務め、悩める初心者ランナーの悩みにズバリ回答。幅広い層のランナーたちのレベルアップをサポートする。
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