Brand

  • YOLO
  • ランドネ
  • BiCYCLE CLUB
  • NALU
  • 楽園ゴルフ
  • RUNNING style
  • MY LIFE RECIPE
  • Yogini
  • トリコガイド

日向涼子のやっぱり坂が好き。ホッチ峠(山梨県)|ロードバイクヒルクライムナビ

モデルでヒルクライマーの日向涼子さんが、全国各地の坂道に挑戦。今回訪れたのは、「山梨県・ホッチ峠(ほっちとうげ)」。気になる立ち寄りグルメスポットとともに案内する。

「日向涼子のやっぱり坂が好き」
記事一覧を見る

山梨県・ホッチ峠(ほっちとうげ)

ヒルクライムに出かければ新しい息吹を感じられる春。今回は、まだ雪化粧をした富士山を正面に眺める標高1000m超えの本格派な峠にチャレンジです。
全国各地の峠を走ってきたなかでも、ここ山梨県は峠の数が多いだけでなく、どれもスケールが大きいです。この連載で過去に走ってきた車道峠最高地点の大弛峠はじめ昇仙峡ヒルクライムなど、距離、勾配とも走りごたえ満点です。

今回チャレンジしたのは、武田信玄公の地元、甲斐市の中心から韮崎市へと抜ける距離15.8kmの山岳道路です。スタート地点はJR中央線の竜王駅(北口)。一直線に伸びる県道25号線をひた走り、中盤以降は九十九折りの本格的な山岳道路を駆け上がります。
このコースは、スタートからゴールに向けてグイグイ傾斜が増していきます。ヒルクライマーのチャレンジ精神を刺激するには十分すぎるコースレイアウトですね。しかも、終盤の勾配は8~9%にもなる急坂です!

そして、甲府盆地を挟んで雄大にたたずむ霊峰富士を眺めながら、ゴールに向けてラストスパート! ゴール地点のホッチ峠には、自然記念物に指定される「まんじゅう石」があることで知られています。名前の通り、あんこの入った饅頭に似ていることから命名されているそう。私も石を探してみたものの、残念ながら今回は見つけられませんでした。みなさんも、ホッチ峠にチャレンジの際は、まんじゅう石を探してみてくださいね!

スタート地点はJR中央線の竜王駅。

街中を抜けると、県道25号から県道101号へ。コース途中やゴール地点には、給水や補給ができるスポットがないため要注意。

奥に見える甲府盆地から山間を走り、ホッチ峠へと向かう。美しい日本の原風景の世界を楽しむことができるコースです。

今回のコースは、奇岩で知られる御岳昇仙峡エリアの中にある。中盤には獅子の顔をした奇岩が姿を表すなど、独特の自然景観と出合える。

コース中盤以降は、雪化粧した霊峰富士を眺めながらの走りとなる。標高の高い地点から望むため、富士山の裾野まで見わたせる、ぜいたくな景観を楽しめる。

鉄道や高速道路を使ったアクセスもよく、人気の観光地である御岳昇仙峡エリアながら、クルマも少なくて走りやすい。穴場のヒルクライムコースとして、マイ坂道コレクションに追加!

コース終盤に差しかかると、タイトコーナーのつづら折りがはじまる。勾配もけっこうあり所どころ10%を超える急坂が待ち受けています。

「ホッチ峠のマンジュウ石」の表札が、今回のゴール地点。学術上きわめて貴重な石のため自然記念物に指定されている。

山梨県・ホッチ峠のヒルクライムデータ

距離

15.8km

標高差

812m

平均勾配

4.9%

スタート地点

285m

ゴール地点

1097m

コース概要

ホッチ峠のおすすめスポット

竜王駅からすぐ! 立ち寄りやすいパン屋さん

竜王駅からホッチ峠方面に向かう途中の街中にある人気のベーカリー。障害福祉サービス多機能事業所として、さまざまな障がいを抱えるスタッフが働いている。イートインコーナーのある明るい店内や、スタッフの笑顔も素敵。お店の外にもウッドデッキの飲食スペースがあり、サイクリストも立ち寄りやすい。国産小麦を使用した石窯パンやサンドパンなど、1日80種類以上のパンが並ぶ。

き・ら・らベーカリー

山梨県甲斐市中下条851-1
TEL.055-277-8709

コース沿いにある落ち着けるランチスポット

竜王駅をスタートしてから5kmほどの地点にある蕎麦屋。店主がとってくる新鮮な山菜をカラッと揚げた天ぷらとお蕎麦が食べられる。趣のある古民家風の店内は、ゆったりとランチをいただくにはピッタリ。グループライドでも利用しやすい個室や座室もある。

そば・山菜洞 しを里

山梨県甲斐市牛句3268-3
TEL.055-277-3356

今回のロードバイク&コーディネート

坂道をスマートに走り抜けるラグジュアリーレーサー

鷹のシンボルマークを象徴とするイタリアンレーシングブランドのカレラ。ラインナップのなかで、美しい弧を描くトップチューブが特徴の、独創的なモデルがフィブラです。その最新モデルがフィブラ・ネクストで、弾性率の異なるカーボンを適材適所で使い分けることで、軽さと剛性を両立したオールラウンドモデルに仕上がっています。美しいカラーリングも見どころで、高級感あふれるラグジュアリーなたたずまいが魅力です。

【ロードバイク】
カレラ・フィブラ ネクスト

28万円(フレームセット/税抜)2019モデル

【ウエア】
サンマルコ

エリートジャージ 1万5000円(税抜)
レーシングビブショーツ 1万2000円(税抜)
サマーグローブ 6000円(税抜)

さみしくなんかない!

 

「日向涼子のやっぱり坂が好き」の記事はコチラから。

「日向涼子のやっぱり坂が好き」
記事一覧を見る

 

※スポット情報、バイクやウエアの価格などは2019年4月(掲載時)の情報です。

出典

Share

Profile

BiCYCLE CLUB 編集部

BiCYCLE CLUB 編集部

ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。

ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。

No more pages to load