日向涼子のやっぱり坂が好き。高ボッチスカイライン&鉢伏高原スカイライン(長野県)|ロードバイクヒルクライムナビ
- 2021年12月01日
モデルでヒルクライマーの日向涼子さんが、全国各地の坂道に挑戦。今回訪れたのは、「長野県・高ボッチスカイライン&鉢伏高原スカイライン」。気になる立ち寄りグルメスポットとともに案内する。
Index
長野県・高ボッチスカイライン&鉢伏高原スカイライン
今回の坂は、景色や勾配が次々に変化する魅力的なルート! 急坂だけでもない。緩くてラクなだけでもない。そして、終盤にかけては信州らしい絶景のフィナーレが待っていました。
長野県中央部に位置する諏訪湖の北側、高ボッチ山と鉢伏山へと続くスカイラインが今回の舞台です。スタート地点は、諏訪神社の最寄りでもある下諏訪駅から北に進んだ場所から続く「高ボッチスカイライン」の起点。国道20号から道を一本入ったところから、高ボッチ高原までの距離約9km。しばらく走りごたえ十分の林道が続き、なかなかハードです。終盤は牧場が広がり、眼下には諏訪湖を確認でき、晴れれば富士山も拝めます。急坂一転、高ボッチ牧場からは、ほぼフラットな高原ルートです。
高ボッチスカイラインだけでも十分に満喫できます。でも、そこで引き返してしまってはもったいない! そのまま先に約1km下り続けると、鉢伏高原スカイラインへと入ります。
高ボッチで登り、インターバルを挟んで、再び登坂です。高ボッチが第1ステージで、鉢伏高原が第2ステージのようなイメージです。
こちらも序盤は緩く、本格的な登坂区間は約2kmと短めですが、かなりの急勾配。小低木の高原を縫うように細い坂道が続いていき、ゴール1km手前からは、「山の奥まった場所に、こんな景色が広がっているとは!」と驚くこと間違いなし。ぜひ一度、チャレンジしてみてはいかがでしょうか!
諏訪湖には湖畔を一周走れる周遊道路(約16km)があり、山だけでなく湖畔サイクリングも楽しめる。坂道アタックのウォーミングアップにも最適!?
全国に2万5000社もある諏訪神社の総本山。諏訪大社下社(秋宮)の神楽殿にある大きなしめ縄は、出雲大社とほぼ同じ大きさで日本一を誇る。
諏訪大社下社春宮から徒歩3分ほどの場所にひっそりと鎮座する万治の石仏。高さ2m60㎝、胴回り11m85㎝のなんともほっこりするお姿。「坂道が楽に上れるようになりますように!」と唱えながら石仏のまわりを時計回りに3周すると願いがかなうらしい!
八ヶ岳中信高原国定公園「高ボッチ高原」へと続く登り口。輪行でアクセスするなら、新宿からJR中央本線(特急あずさ)が便利。諏訪湖や、諏訪神社など観光も楽しめる下諏訪駅で下車して高ボッチを目指したい。JR下諏訪駅からウォーミングアップがてらアプローチするルールがオススメ。
高ボッチに向けて林道を駆け上がる。高ボッチ牧場までは平均勾配9%を超える登坂区間だ。
これぞ夏の信州!という絵葉書のような景観が広がる高ボッチ高原から続く鉢伏高原スカイライン。
鉢伏高原“第2ステージ” のスタート地点。独特の小径がメルヘンな気持ちにさせてくれます。
鉢伏山荘前がゴール地点!
長野県・高ボッチスカイライン&鉢伏高原スカイラインのヒルクライムデータ
距離
14.4km
標高差
854m
平均勾配
5.9%
スタート地点
982m
ゴール地点
1836m
コース概要
高ボッチスカイライン&鉢伏高原スカイラインのおすすめスポット
下諏訪で気軽に寄れるカフェ
2016年春に、下諏訪町にオープンした古民家風カフェ。店のオーナーは日本を愛するカナダ人のエリックスさん。リノベーションを施した店内は、オープンキッチンのクールな雰囲気と雑貨などが並んだオシャレ空間がミックスされ、リラックスしてカフェや食事を楽しめます。朝8時からのモーニングとランチを楽しめるので、下諏訪のサイクリングスポットとしてオススメです。
エリックスキッチン
長野県諏訪郡下諏訪町244-17
下諏訪とともに歩む和菓子店
大正7年創業で、2018年で100周年を迎える老舗の和菓子店。福田屋の看板メニューのあべ川餅はじめ、万治の石仏もち、生クリーム大福など、伝統を守った上品な味を楽しめる。サイクリストの補給食的なチョイスなら、くるみ入りの醤油餅に、細かく砕いた氷餅をまぶした「御柱街道」(オリジナル商品)がオススメです。
福田屋本店
長野県諏訪郡下諏訪町矢木西25
TEL.0266-27-7397
今回のロードバイク&コーディネート
人気のチェレステカラーにシックなジャージを合わせました
今回いっしょに走ったモデルは、アルミフレームを採用したオールラウンダー「インプルーソ」。シマノ105を標準装備し、初めてのスポーツバイクにぴったりの一台。チェレステカラーが存在感を放ちます。合わせるウエアは、ウエイブワンの人気ライン「リオン・ド・カペルミュール」。カジュアルラインの「カペルミュール」とは一線を画したフィット感のよさなど機能性を重視する。オシャレなデザインに加えて、よりレーシングな仕上がり。シックなネイビーカラーです。
【ロードバイク】
ビアンキ・インプルーソ
17万3000円(完成車/税別)2018モデル
【ウエア】
リオン・ド・カペルミュール
レジェフィット半袖ジャージ 1万4040円(税込)
レディース レジェフィットショーツ千鳥格子 1万4040円(税込)
レジェフィット アームカバー 4104円(税込)
レジェフィット レッグカバー 5184円(税込)
サイクルグローブ 4104円(税込)
ボッチじゃないよ!
「日向涼子のやっぱり坂が好き」の記事はコチラから。
※スポット情報、バイクやウエアの価格などは2017年7月(掲載時)の情報です。
Share