クラブの重力を上手に使うためのテークバッグのコツ
- 2021年11月22日
ドライバーのつかまりが悪く、打球が右にしか飛ばない。そこで一生懸命フェースを返してつかまえようとすると、今度はフック。そんな人に向けて、強い球でまっすぐに飛ばすコツをティーチングプロの菅原大地さんに教えてもらいました。今回はテークバッグの基本をご紹介します。
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テークバック以降は無理やり操作しようとしない
正しいアドレス・テークバックでスイングの8割は完成しています。テークバック以降は勝手にクラブが上がっていき、重力によってクラブが振り子のように下りて振られる感覚が正解です。
自分でクラブを操作しようとすると、持ち上げるようにテークバックしてしまったり、つかまえようとするあまりアウトサイドインの軌道になりやすいのです。また、手先に頼ってしまうため、体の大きい筋肉を使うことができず、再現性の無い不安定なスイングにもなります。
ですから、テークバック以降は自分が何かを「やろう」とするのは「2割」くらいで十分なのです。
ヘッドが右腰と重なる位置にテークバックすれば正しいトップができる
【○】クラブが背中側
正しい位置にテークバックすると、背中側にクラブが上がる。ダウンスイングではクラブがインサイドから下りやすくなる。
【×】クラブが頭の上
手で持ち上げるようにすると、クラブが頭の上に上がりやすくなる。アウトサイドインの軌道になりやすく、スライスの原因に。
正しくできているかチェックしてもらおう
後方からスイングを見て、シャフトが地面と平行の時、ヘッドと右腰が重なっているかをチェックしよう。
ココをチェック! 正しいテークバックになるための見直しポイント
両手を伸ばしたまま引く
手だけで上げようとするとヒジが曲がる。両手を伸ばしたまま体を回してクラブを上げる。
右手は時計回りに下ろしてくるイメージ
小手先でつかまえようとすると、手が直線的にボールに向かいやすくなる。結果、アウトサイドインの軌道になってしまう。
菅原大地
ティーチングプロ。プルーフコーポレーション所属。運営するYouTubeチャンネル「Daichi ゴルフTV」は登録者数30万人超え。
瀬戸晴加さん
「DaichiゴルフTV」メンバー。モデル業を始めマルチに活躍。現在はゴルフにどハマリ中。インスタグラム「@setoharu1030」では多くのフォロワーを抱える。
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楽園ゴルフ編集部
ゴルフに夢中な女性、始めたばかりの女性、これからはじめたいと思っている女性…etc、そんなゴルフに興味のあるすべてのレディスゴルファーに向けたフリーマガジンです。
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