「山道具とキャンプ道具」テント泊編 #3|モデル 加藤由佳さん/ムーンライトギア 服部賢治さん(後編)
ランドネ 編集部
- 2022年03月11日
道具を見れば、その人がどんなアウトドアの楽しみ方をしているのか、よくわかります。外ごはんが好きなのか、軽さを求めているのか、最新アイテムを取り入れながら楽しみの幅を広げているのか……などなど。ここでは、そんなアウトドア好きさんから、モデルの加藤由佳さん、ムーンライトギア 服部賢治さんの愛用道具を、たっぷりと紹介します!
▼前編はこちらから
Index
お気に入りの道具と山歩き
Backpack[バックパック]
「荷物を下ろさずとも行動し続け突き進む」がコンセプト
パランテ/デザートパック
制作者はジョン・ミューア・トレイルを3日と11時間で踏破した記録をもつアンドリュー。アリゾナを“止まらずに歩く”がコンセプトだ。
「背中のパッドなどがないシンプルな作りと後付けさせないところが好きです。本体はやや逆三角形になっていて、荷物を詰めて背負うと重心が高く荷重が背中にかかる感じです。僕自身が使っていたらアンドリューから連絡があり、日本での取り扱いが始まりました」
Sleeping Bag[寝袋]
3シーズン使える温かい寝袋
エンライテンドエキップ /レバレイションエイペックス30°F
寒がりの由佳さんはクライマシールドエイペックスを採用し、マイナス1℃まで対応する化繊素材の寝袋。「ジッパーを全部開くと、外でまったりするときのブランケットとして使えるんです」。
キュムラス/Xライト200
服部さんの寝袋はフードを廃し、360gととにかく軽量。ポーランド産のダウンを使用し、自社工場で生産するハイクオリティなモデル。「頭部の冷えはキャップやウエアのフードなどで対応しています」
Mat [マット]
地面からの冷えを遮断してくれるマット
ビッグアグネス/サードディグリー フォーム ショート
由佳さん「-9℃まで対応する温かいマットです。アメリカで11日間過ごし、標高が高くて寒かったけれど、寝ているときは問題ありませんでした。絶大な信頼があります。軽く丸めた状態でバックパックに入れてフレーム代わりにしています」
ニーモ/スイッチバック
服部さん「背中から腰までの長さがちょうどいいんです。少しかためで寝やすいです」
Favorite items[お気に入りアイテム]
天然素材を利用したユーズフルな一枚
2タックス×ムーンライトギア/BAA #1 メリノシャツ
「メリノウールは79%、ナイロンは21%入っているので、意外と耐久性があります。エリは首の日焼け防止にもなります。暑いときはフロントボタンを少し開けて熱を開放できますし、寒いときは上まで閉めれば保温もできます。130g/m という生地の厚さが絶妙で、歩いていても暑くなりすぎません。使い勝手がいい一枚です」。
服部さんは里山でも雪山でものんびり歩くときに着る
糸の色を指定して作ったキャップ
晴れ間がのぞく/キャップ
近所に住む由佳さんの友人でもあり、刺繍作家〝晴れ間がのぞく〟の原藍子さんに作ってもらったキャップ。「ピンク色が好きなので、山にこの色を入れてとリクエストして作ってもらいました。頭の形が絶壁でキャップが似合わないのですが、このボディなら意外といけるんです。お気に入りでいつもかぶっています」
モデル 加藤由佳さん
ムーンライトギア 服部賢治さん
妻の由佳さんは広告や雑誌、テレビで活躍するモデル。最近は登山系のメディアに多く出演している。夫の服部さんはUL(ウルトラライト)な道具を扱うアウトドアショップ、ムーンライトギアの店長
Share
Profile
ランドネ 編集部
自然と旅をキーワードに、自分らしいアウトドアの楽しみ方をお届けするメディア。登山やキャンプなど外遊びのノウハウやアイテムを紹介し、それらがもたらす魅力を提案する。
自然と旅をキーワードに、自分らしいアウトドアの楽しみ方をお届けするメディア。登山やキャンプなど外遊びのノウハウやアイテムを紹介し、それらがもたらす魅力を提案する。