鎌倉の天園ハイキングコースを歩くなら、立ち寄りたいおいしいお店4選
佐藤 泰那
- 2022年05月09日
先日、鎌倉北部を囲うように通る天園ハイキングコースの一部を歩いてきました。友人たちとゆっくり歩きたかったので、明月院の奥からスタートし、永福寺跡に下りる、“がんばらない”プランに。お目当ては、鎌倉のおいしいもの。そこで立ち寄った4店をご紹介します。
Index
明月院のお抹茶と和菓子のセット
歩き始めは、北鎌倉駅から。10分ほどの「明月院」でさっそくひとやすみです(笑)。境内のお茶処、月笑軒でお茶をいただきました。
落雁と羊羹、牛皮が三段重ねになった和菓子の出雲三昧と、お抹茶のクリーミーな苦みがよく合います。お値段はセットで700円。
駅から10分もない場所で北鎌倉の山々に囲まれて、ゆっくり。手入れされた植物、お花を眺めたりと、30分ほどのんびりと。山のなかに入る前に、日常から飛び出し電車でビュンと移動したスピード感をいったんリセットできる感じがします。
そしていざ、山へ。
光泉の稲荷ずし
山でいただくお昼ごはんには、北鎌倉駅からすぐの「光泉」さんのお稲荷さんを。稲荷尽くしにもできますが、今回は海苔巻きとのセットを選びました。昭和28年創業の名店で、並ぶこともあるそうですので、事前予約がおすすめです。お値段は680円。
大きめの揚げはたっぷりと煮汁を吸っていて、しっかりとした甘辛い味つけ。粒が立ったあっさりとシンプルな酢飯との相性ばっちりです。海苔巻きも、存在感あるかんぴょうとシャキシャキのきゅうりが絶妙な組み合わせ。
笹の葉のお包みもいい雰囲気です。
天園茶屋のタケノコ
今回、ほんとうは、天園茶屋でタケノコをいただくことを楽しみにしていたのですが、茶屋が雨でおやすみ。お昼ごはんを調達しておいて、よかったです。天園茶屋のタケノコは、4〜6月だけの期間限定メニュー。期間中も、孟宗竹、破竹、真竹と採れるタケノコの種類が変わります。今年この先味わえるのは、6月10〜20日ごろの真竹。気になる方は、晴れの日を見計らって行ってみてください。ただし、不定休かつ固定電話がなく事前に確認ができないので、期待しすぎずに。
写真は過去のもの。3年前の5月上旬にいただいた、破竹です。
okashi nikaidoのマフィン
そして下山後は、鎌倉駅に向かう途中の「okashi nikaido」さんへ。アウトドアスタイル・クリエイター四角友里さんからおすすめしてもらいました。店内には、保存料は使わず、オーガニック素材で作られた焼き菓子が並びます。全粒粉やてんさい糖、発酵バターを使っているそうで、一つひとつ優しい甘さ。焼きたてのマフィンはたくさん種類があって迷いますが、今回は旬のフレーバーのオレンジピール&クリームに。日持ちは1、2日とのことですが、たくさん買って冷凍保存もできるそうです。わたしは翌日の朝ごはんに持ち帰りました。焼き菓子は長持ちするものもあるので、次の山の行動食やお土産にもおすすめ。アレルギーがある方は、スタッフさんにご相談を。丁寧に材料を教えてくださります。
ドリンクメニューもあって、テラス席でいただくことも。
鎌倉には、ほかにもまだまだ、おいしいお店、行ってみたいお店がたくさん。またご紹介したいと思います。
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ランドネ / ランドネ編集部
佐藤 泰那
山登りを始めたのは、社会人2年目の夏。きっかけは、山好きの叔父と家族旅行の延長で、加賀の白山に登ったこと。それまで趣味といえば読書ぐらいしかなかったのが、すっかり山の世界へ。長く歩く旅とお酒が好き。山が好きなひと、山で働くひとの話を聞くことが日々のエネルギー。
山登りを始めたのは、社会人2年目の夏。きっかけは、山好きの叔父と家族旅行の延長で、加賀の白山に登ったこと。それまで趣味といえば読書ぐらいしかなかったのが、すっかり山の世界へ。長く歩く旅とお酒が好き。山が好きなひと、山で働くひとの話を聞くことが日々のエネルギー。