卵焼きが主役！　毎日食べても飽きないお弁当「卵焼き弁当」レシピ・作り方

MY LIFE RECIPE（マイライフレシピ）は料理を作ること、食べること、食を楽しむことを通してハッピーを広げるメディア。初心者も料理好きも、女性も男性も楽しめる、プロの料理家による簡単＆手軽で失敗のないレシピをお届けします。

今回は、レシピ考案者の長谷川りえさんが20年間、家族のために毎日のように焼き続けているという「卵焼き」がメインの、『卵焼き弁当』をご紹介。こちらの卵焼きは、卵液を何回かに分けて入れるのではなく、オムレツのように一度に流し入れるスタイル。時間が経ってもふんわりして いるので主役にしても十分な満足感。他のおかずは、ウインナ炒め、アスパラのソテー、さけほぐし、ちりめんざんしょう。

卵焼き

ほんのり甘い、やさしい味の卵焼き。卵液を入れたら一気に巻き上げる。

材料（作りやすい分量）

・卵…2個
・みりん…小さじ2
・しょうゆ（または麺つゆ）…少々
・サラダ油…少々

作り方

【1】卵をボウルに割りほぐし、みりんとしょうゆを加えて混ぜる。卵焼き用フライパンにサラダ油をなじませて熱し、箸で卵液少々をたらして熱くなったのを確認したら（ジュワッと弾ければOK）、卵液を一気に流し入れる。

【2】箸で全体を大きくかき混ぜ、同じ厚さになるように整える。火が通っていない部分を箸でつついて火を通す。

【3】8割ほど火が通ったら弱火にし、奥から1／3くらいのところまで巻く。

【4】3と同様にしてあと2回巻く。

【5】巻き終わったら裏返して火を止め、そのまま粗熱を取りながら、余熱で完全に火を通す。しっかりとした弾力があればOK。

卵焼きの具材バリエーション

のり

のり（全形）1枚はフライパンの大きさより少し小さくカットする。「卵焼き」の作り方【1】～【2】と同様に焼き、8割ほど火が通ったら弱火にし、のりをのせて巻く（写真）。余熱で完全に火を通す。冷めるとのりに水分が移ってふやけてくるので温かいうちに切る。

三つ葉

三つ葉3本は2cm幅に切る。「卵焼き」の卵液に混ぜ（みりんは小さじ1にする）、作り方【1】～【5】と同様に焼く。

桜でんぶ

「卵焼き」の作り方【1】～【2】と同様に焼き、8割ほど火が通ったら弱火にし、桜でんぶ小さじ2を全体に散らして巻く。余熱で完全に火を通す。

レシピ考案：料理家・長谷川りえ

料理研究家。大手食品会社で商品開発を担当し、多くのヒット商品を生み出す。その後、レストラン、フランス菓子店、料理研究家のアシスタントを経て独立。雑誌や書籍、テレビなど幅広い分野で活躍中。また、神奈川県「三浦半島はイタリア半島プロジェクト」の発案者としても活動。20年ほど前から夫のお弁当作りをはじめ、ブログで日々のお弁当を紹介。著書に『園児べんとう』『すぐ作れて毎日使える！　10分常備菜100』『繰り返し作りたくなる！　ラク弁当レシピ』『繰り返し作りたくなる！　ラク弁当レシピ2』（すべて小社刊）、『青空ピクニック弁当』（イカロス出版）など多数。「家族へ　健康弁当 」http://riesan.exblog.jp