あずま袋のデザインについて宮田有理さんに聞きました!│ YURI MIYATA×ランドネ
ランドネ 編集部
- 2022年08月25日
ジュエリーブランドYURI MIYATAとランドネがコラボレーションして作る「あずま袋」。ランドネ編集部があずま袋の柄のモチーフとなる葉を選び、それをジュエリーデザイナーの宮田有理さんがデザインします。どのようにデザインしているかを宮田有理さんにうかがいました!
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どんなふうにすてきなデザインができるのか、知りたいです!
ランドネ:撮影のなかで、宮田さんが自身のブランドで展開している手ぬぐいで作ったあずま袋の使い方として、「着替えを包んだり、泊まる時は衣類を入れて枕にしていています。なじみのある手ぬぐいと同じ素材なので使いやすく感じています」とお聞きして、いいですねってお話をしているうちに、宮田さんから今回のコラボレーションのご提案をいただきました。ご提案をいただいたときから、とってもすてきなあずま袋になる!って思っていました。
宮田:企画が決まってから、山と長く深く関わっている皆様の好きな植物がメールで送られてくるのがとても楽しみでした。
好きな植物のエピソードなど、お会いしてもなかなか話す機会がなかったので知ることができて嬉しかったです。
ランドネ:私たちもおたがいの好きな葉について話したことがなかったので、とても楽しい時間になりました。それぞれの選んだ葉っぱについて、どう思われました?
宮田:選ばれた植物は形もサイズもさまざまでしたので、「よい柄ができそうだ」と感じました。
ランドネ:選んだ理由について印象に残っているエピソードはありますか?
宮田:アニヤさんとサトウさんの名前を覚えたというエピソードです。私も何度も見たことのある植物でも、モチーフにして制作しないと本当に覚えられないのですが、登山を始めてから少しずつですが名前がわかる植物も増えてきました。
覚えたぶんだけ、香りや季節も教えてくれて、山の楽しみが広がっていくような気がします。
ヤマサキさんが選ばれた「岳樺」は、今回のコラボ企画を通して初めてしっかり覚えることができました。いつか山で見つけたいです。
ランドネ:生地のデザインはどんなふうにされていますか?
宮田:今回のあずま袋の柄は、YURI MIYATAの手ぬぐい「Paper Plants」のランドネコラボバージョンとして考えました。
ジュエリーの制作前のスケッチを切り絵のようにハサミで切り出して構成したデザインです。
スケッチした植物を、整えながらハサミで切っていき、その後、切り取った植物をPCに取り込み並べて配置を考えます。この作業を繰り返しながら細かく微調整していきます。
あずま袋は立体になった時にどのように見えるかを考えながら平面の展開図を作ったので、手ぬぐいを制作するときよりも難しかったです。
ランドネ:1枚1枚ハサミで切って、並べていって、微調整する……繊細な作業ですね。ていねいにデザインされた生地を早く見たいです。
色はミッドナイトブルーとサンシャインイエローの2色とのことですが、どのようにイメージして選んだ色ですか?
宮田:みんなが寝静まったあと、「月明かりに照らされてぼんやりと光る静かな山の夜」と「霧のかかった景色に太陽の光が拡散し、一面が光輝く朝」をイメージして配色を考えました。
ランドネ:すてきなイメージ! できあがってくるのがほんとうに楽しみです!
宮田有理さん
ジュエリーデザイナー。
Mt.ランドネ先行販売は9月1日スタート!
YURI MIYATA×ランドネのあずま袋は、「GOOD LIFE GOODS」にて9月1日からMt.ランドネ会員さまへ先行販売、9月5日から一般販売開始予定です◎
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自然と旅をキーワードに、自分らしいアウトドアの楽しみ方をお届けするメディア。登山やキャンプなど外遊びのノウハウやアイテムを紹介し、それらがもたらす魅力を提案する。
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