雨上がりは滝を見るために山へ行こう(千葉県・坊滝~大日山)│親子でアウトドア
山﨑 理恵
- 2022年10月18日
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いつもはそこそこの滝も、雨上がりには大迫力の滝になる
ランドネ本誌最新号での低山トラベラーの大内征さんが紹介していた防滝。電車では少々行きづらいのですが、クルマなら都内から1.5時間くらいで行けます。
本誌で紹介しているコースの歩行時間は約5時間。「御殿山遊歩道駐車場→御殿山→大日山→坊滝→大日山→御殿山→御殿山遊歩道駐車場」です。
今回の私たちは2家族で行くことになり、あまり登山に慣れていない大人もいたので、「大日山遊歩道駐車場→坊滝→大日山→大日山遊歩道駐車場」という2時間くらいのハイキングにしました。
この日は町中で一斉に草刈りをする日だったようで、大日山遊歩道駐車場につく手前の約10kmくらいから、草刈り機の音がギーンギーンと響いていました。
歩き始めてすぐに、地元の方々に遭遇。「こんにちは! 通っていいですか?」とあいさつをすると、夏になるとこの道はヤブになること、今年は草刈りが全然追いついていないこと、でも今は小学2年生でも行けるくらいのヤブであることなどを教えてくれました。
そして「今日は雨上がりだから滝がとってもキレイですよ。見て行ってやってください」と笑顔で言ってくれました。
△ヤブはこのくらい。子どもはその日の気分でどんな服を着ていくかわかりません。この日はみんな長袖長ズボンでよかった~。
△開けたところに出ると、岩肌に生えているコケが陽の光に当たってキラキラとしていました。
△沢ガニがちらほらと。「山にカニ!?」と子どもたちは下を向いて歩き始めました。
△下を見て歩いているので、キノコもたくさん発見。
坊滝は増間川にある大小7つの滝、増間七滝のひとつ。一番大きな落差があり、大迫力でした!
坊滝から大日山へ。曇りでも大日山の山頂からは富士山がうっすらと見えました。
下山は遊歩道。比較的広い道だったこともあり、みんな体力的に余裕があり、最後まで元気におしゃべりをしながら歩きました。
週末に家族と友だちとたわいもない会話をしながら歩く。そんな時間をもてたことに幸福感を感じつつ、地元の方が手入れしくれていることに感謝しつつの「坊滝~大日山」でした。
坊滝(千葉県・南房総市)
増間川上流にある増間七滝のうちのひとつ。落差は25mある。
コース
大日山遊歩道駐車場(トイレ)→坊滝(45分)→大日山(40分)→大日山遊歩道駐車場(35分)
千葉県は日本有数のクジラ類の生息地。お土産は道の駅で購入したクジラユッケにしました。
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ランドネ / ランドネ編集部
山﨑 理恵
最近、2人の子どもとその友だちと山登りを始めたばかり。みんなが楽しめるような山登りを計画して満喫している。山登りのほか、子どもと山を自転車(マウンテンバイク)で走ったり、キャンプをしたり、アウトドアを楽しんでいる。
最近、2人の子どもとその友だちと山登りを始めたばかり。みんなが楽しめるような山登りを計画して満喫している。山登りのほか、子どもと山を自転車(マウンテンバイク)で走ったり、キャンプをしたり、アウトドアを楽しんでいる。