香ばしいぶりとシャキシャキの水菜が美味しい「ぶり鍋」レシピ・作り方

これからの寒い季節に嬉しい鍋料理。ここで紹介するのは、パパッと簡単に調理ができ、洗い物も少なくて済む、「小鍋」を使ったレシピです。小鍋レシピのいいところは、調理がとにかく簡単なこと。そして、肉や魚、野菜がたっぷりとれて栄養もバッチリ！　〆までおいしく食べられ、心もお腹も大満足なメニューばかりです。

そこで今回は、香ばしい味わいが楽しめる「ぶり鍋」を紹介。ぶりを照り焼きにしてから鍋に加えることで、全体のうまみがアップ。しゃきしゃきとした水菜の食感も楽しめます。

※鍋（土鍋）は、直径15cm程度の大きさのものを使用しています。

ぶり鍋（おすすめの〆…ご飯＋溶き卵、もち）

［材料］（1人分）
・ぶり…1切れ

【A】
・しょうゆ、砂糖…各大さじ1
・酒…小さじ1

・水菜…1／2（3株）
・にんじん…小1／3本

【B】
・昆布だし…200ml
・しょうゆ、みりん…各大さじ1

・サラダ油…少々

1．ぶりを焼く

ぶりは3等分に切る。サラダ油を引いたフライパンで両面に焼き色がつくまで中火で焼き、【A】を加えてよくからめる。

2．野菜を切る

水菜はざく切り、にんじんはせん切りにする。

3．具材を煮る

鍋に【B】とにんじんを入れて煮立て、ぶりと水菜を加えて弱火で2～3分煮て火を通す。

ポイント

焼いてしょうゆや砂糖をからめ、うまみを閉じ込めたぶりを鍋に投入。香ばしいおいしさが加わる。

レシピ考案：料理家・齋藤真紀（さいとう　まき）

お菓子・料理研究家。洋菓子店でパティシエとして活躍したのち、フードコーディネーターの柳瀬久美子さんに師事し、独立。素材の持ち味を生かした、作りやすくておいしいレシピが人気で、お菓子のジャンルに限らず、雑誌や書籍、広告、企業の商品開発など幅広い分野で活躍中。本書では1度の買い物で1週間分の小鍋が作れるレシピ4週間分のほか、手軽な小鍋レシピを多数提案している。著書は『小麦粉・卵・乳製品ゼロ！ 15分でできる！ 米粉の蒸しパン』『りんごのお菓子』（ともに小社）、『たっぷり作ってずっとおいしい！ 簡単おかず作りおき おいしい230レシピ』（新星出版社）など多数。