保存袋で下味を付けたらあとはフライパンにおまかせ！「チキンのトマトピザ風」

忙しくて時間がないときも、疲れて料理を作る気持ちになれないときも、無理をせずに手軽に作れるおかずを紹介します。材料は手をかけずに調理できて使い回しのできるものをセレクト。便利な市販の調味料の力も借りて、少ない材料で手間をかけない方法でおいしく作ります。ボリュームも満点で大満足の“ゆるごはん”を、ぜひお試しください。

今回は、肉のおかずの中から「チキンのトマトピザ風」を紹介。下味つけは保存袋で、あとはフライパンにおまかせ。あつあつを食卓で楽しめるのも魅力です。

チキンのトマトピザ風

［材料］（2人分）
・鶏胸肉…1枚（200g～250g）

【A】
・塩、こしょう…各少々
・酒…大さじ1
・片栗粉…大さじ1

・トマト…小1個
・玉ねぎ…1／3個
・万能ねぎの小口切り（市販品）…少々
・ピザ用チーズ…40～50g
・トマトケチャップ…大さじ1と1／2
・サラダ油…大さじ1／2

1．下ごしらえする

鶏肉は1cm幅の大きめのそぎ切りにして保存袋に入れ、【A】を加えてもみ込む。トマトは5mm幅の輪切り、玉ねぎは薄切りにする。

2．焼いてトッピング

フライパンにサラダ油を熱して鶏肉を並べ、片面が焼けたら返して火を止め、鶏肉の表面にケチャップを塗る。トマトを1枚ずつのせて玉ねぎを均等にのせ、万能ねぎ、チーズを散らす。

3．蒸し焼きにする

ふたをし、チーズが溶けるまで弱火から中火で3分ほど焼く。

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レシピ考案：料理家・須永久美（すなが　くみ）

料理研究家。編集ライター。食物学を学び、飲料の研究開発や冊子編集等を経験したのちフリーランスの編集ライターに。酒の肴をはじめ、料理にも定評があり、2006年より料理家としても活動を開始。自宅の神奈川県湯河原町と実家の東京をベースに、手軽においしく作れて楽しめるレシピを考案している。著書に「エライ！　もやしのおかず＆つまみ81」（講談社）、「ちょっと干すだけで旨味がUPしておいしくなる！　新・干し野菜レシピ」（ぴあ）などがある。