そろそろ花見登山! 4000本の梅の花が咲く神奈川県・幕山へ│親子でアウトドア
山﨑 理恵
- 2023年02月28日
約4,000本の梅の花が咲く幕山。開花情報では7分咲きとなっていました。
友人親子と子どもたちといっしょに、失敗しながらも楽しんできました。
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厚着しすぎて大失敗
ランチの時間に暖かい風が吹き始めた2月下旬。そろそろお花見をしたいな!と思い、選んだのは湯河原にある幕山です! ホームページには7分咲きとあり、まあまあ見られるんじゃない?と、今回はママ2人、子ども3人で向かいました。
ママ2人は「お花見は寒い」というイメージがあり、ウエアはかなり悩みました。友だちママはダウンに冬用アンダー、防風&裏起毛のタイツにダウンスカートという、厚着スタイルで登場! 暑ければ脱げばいい!と。
いっぽうの私はアウトドア用のアウターに冬用アンダー、防風&裏起毛のタイツに春秋用のショートパンツスタイル。子どもたちは冬用アンダーウエア上下にフリースとふつうのパンツを合わせました。それでも少し不安で、予備のダウン3人ぶんを持っていきました。
電車を乗り継ぎ、湯河原駅へ到着。湯河原駅は意外と遠く、到着したのは11時30分ごろ。4000本の梅が見られる幕山公園までは駅から2kmくらいなので、歩けなくはないけれど、子どもたちにグズつかれても困るので、バスに乗りました。
公園に近づくとクルマで来ている花見客による駐車場待ち渋滞。バスの運転手が慣れた声で「歩いたほうが早いです」とアナウンスしたので、歩こう! と。電車とバスでもう座り疲れていたので、子どもたちはヤッター!とバスを降りました。
幕山公園手間にはアスレチックがあり、子どもたちはテンション高めでココで遊ぶ!と言いだし、答える間もなく遊び始めました。もう止められません!立ち寄りです。
アスレチックを満喫し、梅の木が続く山のふもとに着いたのは13時30分。ふもとには出店が並び、ランチはふもとのおでんで済ませました。梅のアイスを食べ、山を歩き始めたのが14時すぎ。
冷えた体を温かくするためと、梅林の頂上までは!と思う気持ちが重なり、いつもよりもちょっとハイペースになりました。子どもたちは身軽にところどころ走っていました。
そうなると、みんな汗だくです。
子どもたちはフリースも脱ぎ始め、ママたちは多めの衣類を持ち運ぶことに! フリースを脱ぐことは想定外だったので、バックパックに入りません。これ以上手に荷物を持ちたくないので、自分のアウターを脱ぎたくても脱げません!
髪を振り乱し、足はフラフラしながらさらにハイペースで登っていました。遠目からは湯気がでていたかもしれません。疲れた顔で、目はつり目になっていたかもしれません。
しばらくすると「梅林最高地点」の看板が見え、振り返ると山肌には梅の木がチラホラ! 白とピンクのコンビネーションがなんともかわいらしい景色でした。
そして、夕方の涼しい風が頬にスッと吹くと、なんともいえない爽快感! われに返ったような、ヤマンバから人間になったような、そんな気分でした。
梅を楽しみながらゆっくりと下山。なんだかんだとそれなりに楽しんだ花見登山でした。
いつか頂上まで登れるようになりたい!
幕山(標高625mm)
頂上手前の幕山公園には約4000本の湯河原梅林が咲き乱れ、短めの山歩きにオススメ。入場料は200円。頂上は標高625m。けっこう歩くそう。山好きのなかではクライミングスポットとしても人気。幕山公園は春夏秋冬、一年中花を楽しむことができる。火が使用できるのはバーベキュー場のみ(4月~)。湯河原駅から幕山公園まで2km。バスもあり。
幕山公園・湯河原梅林 開花情報
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ランドネ / ランドネ編集部
山﨑 理恵
最近、2人の子どもとその友だちと山登りを始めたばかり。みんなが楽しめるような山登りを計画して満喫している。山登りのほか、子どもと山を自転車(マウンテンバイク)で走ったり、キャンプをしたり、アウトドアを楽しんでいる。
最近、2人の子どもとその友だちと山登りを始めたばかり。みんなが楽しめるような山登りを計画して満喫している。山登りのほか、子どもと山を自転車(マウンテンバイク)で走ったり、キャンプをしたり、アウトドアを楽しんでいる。