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将来妊娠したいと思っていたら今すぐ見直したほうがいいこととは?

エステティシャン・鍼灸師として豊富な経験を持つ森田真理先生。女性ホルモン研究家でもあり、不妊や産前・産後ケア、生理トラブル、更年期障害といった女性特有の症状に特化して治療をされています。今回は「いつかは赤ちゃんがほしい」という方に読んでほしい内容です。

“栄養・睡眠・温熱”を心がけよう

今は考えていないけれども、将来的には赤ちゃんがほしいと思っている場合、どんなことに気をつけたらいいでしょうか?

真理先生は、妊娠できない方が体外受精を試みても、うまくいかないケースを多く見てきたといいます。それは貧弱な食事や冷え・睡眠不足などにより、卵子や卵巣機能が整っていない体の状況が改善されていないため…。

「栄養・睡眠・温熱、これを心がけるのが、妊娠に適した土台作りですね。母体の栄養が悪いと卵子も早く減り、早期閉経になってしまうそうです。低栄養の方は、まず卵子が着床できませんし、妊娠したとしても、子どもの発育に影響するといわれていますね」

栄養を摂るためには、高価な食事をする必要はありません。大切なのはバランスです。

「鉄分やタンパク質が不足すると、妊娠どころではなくなってしまいます。命のほうにエネルギーがいきますから、子宮は後回しになってしまうんです」

ミトコンドリアにはタンパク質が必要

また真理先生が注目するのは、細胞の中にあるエネルギーを生み出す器官“ミトコンドリア”です。

「卵子一つあたり、約10万個のミトコンドリアがあるんですね。それを維持するには十分なタンパク質が必要ですし、また十分なビタミンやミネラルがないと、ミトコンドリアは作れません。今は菓子パンやコンビニの食べ物でカロリーは摂れても栄養は摂れていないので、ミトコンドリアが減少してしまう方がすごく多いみたいです。そうすると卵巣機能が悪くなり、どんどん卵子の質が悪化していきます。卵子の数が減り、老化が早くなって、閉経が早まってしまいますね」

自分が健康でないと、妊娠できないんですね…。

「健康でないとホルモンのバランスも乱れるから、きれいにもなれません。バランスを考えて食事を摂りたいですね」

まずは、自分の健康を保つ食事を心がけましょう!

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YOLO 編集部

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フィットネス、スポーツ、ヘルスケア、食、旅などをテーマに、毎日を楽しく前向きに生きるためのコンテンツをお届けします。

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