【オピネル】ステンレススチール No.08 |アウトドアにおすすめのナイフ5つを比較検証!#4
ランドネ 編集部
- 2023年05月11日
軽量でコンパクトに収納ができる「アウトドアナイフ」。キャンプや登山の料理シーンにて必須といっても過言ではないアイテムだが、実際に使い勝手を比較するのは難しい。
そこで今回、コラボ商品を始めとした、5種類の折り畳み可能なナイフを徹底検証!デザインや立ち上げ時のスムーズさ、切れ味などを記事ごとに解説している。
是非このタイミングで、ご自身の用途に合ったモデルを探してみてはいかがだろうか。
オピネル
ステンレススチール No.08
- 価格:¥2,530
- 全長:約192㎜(折り畳み時108㎜)
- 刃幅:約1.5㎜
- 本体重量:46g
- 刃素材:ステンレススチール
最初の一本、だけに留まらない。永く愛されている理由とは
フランスのサヴォワ地方でオピネルが誕生したのは、133年前。その折り畳みナイフは、世紀をまたいで、デザインはほぼ不変。ピカソも愛用したとされるオピネルのナイフは、なぜそこまで支持され続けるのか。
ブナを使った温もりあるハンドルは、愛されポイントのひとつ。上から見ても横から見ても、なめらかな曲線を描いていて、手の凹凸によくなじむ。
だれでも簡単に開閉・ロックできる仕組みも魅力。キャンプなんかで「これで野菜切っといて」と友人にオピネルのナイフを渡しても「どうやって開くの?」と聞かれたことは無い。ハンドル上部のリングを回してロックを解除、あとはハンドルからのぞくブレードのつまみを引っ張るだけ!
山でキャンプで!幅広い食材を切りこなす万能プレーヤー
切れ味も実に万能。スウェーデンに本社を置くサンドビック社の12C27Mという鋼材はほど良い硬さで、肉からパン、皮むきまでなんでもOK。今回のモデルはNo.06~12まであるが、No.08は刃渡り約85㎜で、バケットも鶏ももの一枚肉も切りやすい。
もうひとつ、ブレードの特徴としてポイント(刃先の位置)の高さも挙げられる。刃の先にかけ、大きくそり上がっている。畳んだときのハンドルの形状に合うようこの形になったかも知れないが、この形状はナイフを横に使いやすい。魚を3枚におろしたり、バケットに横からナイフを入れる際も、スッと刃が入るのだ。
オピネルの折り畳みナイフは、ステンレスとカーボンの2種があるが、錆びにくいのは圧倒的に前者。使用後は水分や汚れをしっかりとふき取り、よく乾かすことで良いコンディションを保つことができる。筆者も10年近く愛用しているが錆び知らずだ。ものぐささんはステンレスで決まり!
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自然と旅をキーワードに、自分らしいアウトドアの楽しみ方をお届けするメディア。登山やキャンプなど外遊びのノウハウやアイテムを紹介し、それらがもたらす魅力を提案する。
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