【アイテム】ランドネ会員さんからのお悩み解決!|ランドネ山大学ONLINE
ランドネ 編集部
- 2023年06月02日
Mt.ランドネ会員さんから届いたお悩みを、愛知県豊田市にあるアウトドアショップ、ムースの石田啓介さんと鈴木一路さんに解決してもらいました!
Index
Q1.ほどけない靴紐の結び方はありますか?
A.足首の付け根で結ぶとほどけにくくなります。
靴ヒモの種類にもよりますが、かたく結んでいるはずなのに……という人は、歩いているうちに足の動きによって緩んでしまっているのだと思います。
ハイカットやミッドカットの場合、一般的には下から順に通して一番上で結び目を作ります。でも、履き口は結びにくく、もっとも動きがある部分です。そこで、ひとつふたつ飛ばして最上部に引っ掛けてから下に向けて順に通していき、足首の付け根あたりで結び目を作ると緩みにくくなります。
また、履くときに足首を伸ばしたままの人が多いのですが、カカトをしっかり収めてから足首を90度にした状態で靴ヒモを結びましょう。ヒモが長くて余ってしまう人は、蝶々結びのあとに片結びをするか、末端を甲あたりのヒモに通しておくと解けにくいです。
Q2.トレッキングポールをうまく使う方法を教えてください。
A.グリップを握りこまないようにしましょう。
荷物が軽いときは負担なく歩けていても、重くなるにつれて負担は大きくなります。トレッキングポールを使い、力を分散させることでラクに歩くことができます。4本脚で歩くイメージです。
下りもバランスを取ることで体の負担を軽減できます。体より少し前に突いて、トレッキングポールのあいだを体が抜けて進むときに後ろに押し出します。グリップは強く握らず、ループに手を通し、手の甲にループのテンションをかけて使います。
Q3.シングルバーナーを使っていい場所かそうではない場所か迷います。
A.心配なときはお湯を持っていくか、水で調理できるフリーズドライ食品を利用します。
バーナーを使っていいかわからず不安だけど温かいものを食べたい!というときは、サーモスの山専ボトルのような保温力の高いボトルにお湯を入れて持っていくのはいかがでしょうか。バーナーがなくても食事ができ、お湯を沸かす手間を省けて一石二鳥です。
また、アルファ化米は水で戻すこともできるので、あらかじめ1時間前に水を入れておけば行動食にもなります。尾西のビリヤニは冷たいままでも結構おいしいんですよ!
Q4.似合う帽子の見つけ方を教えてください。
A.日本人の頭に合った日本人ブランドの帽子は合いやすいです。
欧米人と日本人では頭の形が違うため、海外のアウトドアブランドの帽子は、つばの長さや被りの深さが日本人の頭や顔に合いづらいのです。
おすすめは日本のヘッドランプブランド、マイルストーンのキャップ。日本人の頭の形に合うように設計されていて、女性や子ども用に少し小さめに作られているモデルもあります。海外ブランドがしっくりこないという人は、日本のブランドから探してみてください。
教えてくれたのは
ムース 石田啓介さん・鈴木一路さん
■店舗紹介
アウトドア スペシャリティ ムース 植田本店
1982年のオープン以来、「自然のなかで遊ぶ」ことをライフスタイルとして、さまざまなアクティビティに関する道具やウエアを扱う。
- 住所:愛知県名古屋市天白区元植田 2-1904
- 営業時間:月~金 (12:00‐20:00)/土日祝(11:00‐20:00)
- 定休日:火、水(祝祭日は営業)
- 電話番号:052-848-2780
ランドネ山大学ONLINE「23時のお悩み会議」は6月5日23時~配信
- Brand :
- ランドネ
- Credit :
-
Text/E.Nakajima 中島英摩
Photo/T.Goto 後藤武久
Illustration/I.Suzuki 鈴木衣津子
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ランドネ 編集部
自然と旅をキーワードに、自分らしいアウトドアの楽しみ方をお届けするメディア。登山やキャンプなど外遊びのノウハウやアイテムを紹介し、それらがもたらす魅力を提案する。
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