黒ビールを使った炭酸効果でサクサク食感に！「フィッシュ＆チップス」レシピ・作り方

家族や大切な人との記念日や季節のイベント。手作りの料理で祝ったり、楽しんだりしたいものですが、ごちそう作りはどうしても時間がかかるし、作っているうちに疲れて楽しめない…ってこと、ありませんか？　そこで、そんな悩みを解決するため、おいしさはそのままに、60分以内で作れるように工夫したレシピをお届けします。

今回は、「フィッシュ＆チップス」を紹介。手軽につまめるパーティー向きの一皿。黒ビールを衣に利用すると、風味のよさはもちろん、炭酸効果でサクサクの食感に。

フィッシュ＆チップス（調理時間30分）

［材料］（4人分）
・たら（甘塩）…2切れ
・じゃが芋…2個

【A】
・薄力粉…大さじ3
・塩…小さじ1／4
・ベーキングパウダー…小さじ1／4
・黒ビール…大さじ3

・塩…少々
・レモン…1／4個

・きゅうりのピクルス…1本
・マヨネーズ…大さじ2

・揚げ油（オリーブ油）…適量

1．たらは1切れを4等分に切る。じゃが芋はよく洗い、皮つきのまま縦に棒状に切る。レモンはくし形切りにする。きゅうりのピクルスはみじん切りにし、マヨネーズと混ぜてソースを作る。

2．下揚げ油を180℃に熱し、じゃが芋を入れて揚げ色がつくまで揚げる。

3．ボウルに【A】を入れてさっと混ぜ、たらをくぐらせて2と同様に揚げる。熱いうちに塩をふり、1のレモンとソースを添える。

ポイント

黒ビールを加えたら、炭酸が逃げないよう手早くさっくりと混ぜる。

揚げ油は、オリーブ油がない場合はサラダ油でもOK。量は鍋の深さ2cmほどが目安。両面を揚げる。

レシピ考案：料理家・星野奈々子（ほしの　ななこ）

フードコーディネーター。慶應義塾大学卒業。日本IBMにてITエンジニアとして働きながら本格的に料理の勉強を始め、退社後にル・コルドン・ブルー代官山校 フランス料理ディプロマを取得、祐成陽子クッキングアートセミナーを卒業し、独立。フレンチから和食、エスニックと幅広いジャンルを得意とし、企業や雑誌のレシピ開発、フードスタイリングを中心に活躍。著書に『スキレットの本』『朝ごはんの本』『おにぎらずとおにぎりの本』『スープ・ポタージュ・チャウダーの本』『スープジャーでほめられべんとう』（以上小社刊）、『かんたん WECK FOOD　焼く・蒸す・冷やすでそのままサーブ！』（PARCO出版）、『12月31日でも間に合う簡単おせち』（学研パブリッシング）などがある。
◎Atelier Etoile http://hoshinonanako.com/