毎日だらだら過ごすことに罪悪感？何もしない時間も大切！

私達はオンとオフが必要

私達は毎日睡眠が必要なように、ずっと働き続けることはできません。ずっと張り詰めた気持ちでいると、心のバランスも崩れてしまいます。私達の体はもともとそのように作られているのです。つまり、オンとオフは必要不可欠なものだということです。

スケジュールに空白があると不安になる、何もしていないと時間を無駄にしているような気がする、そんな風に感じる必要はないのです。休むための時間も私達には大切で、忙しく何かをしていなければいけないということはないのです。

成果を上げることがいいこと？

現代社会を生きていると、仕事ができる、お金を稼げる、何かの役に立つ、というような成果を上げることがいいことであるとされがちです。たしかに、それらはとても意味のあることでしょう。でも、本当にそれだけがすべてでしょうか？

仕事ができない、お金を稼げない、何の役にも立たない、そのように自分を評価し、自己嫌悪や罪悪感を抱く人もいます。自らを追い込んで、そんな風に感じる必要はありません。そもそも、何かを持っているから安心する、何かができるから大丈夫、そのような考え方を持っている限り、完全に満足する時はこないでしょう。自分に何が必要なのかを見極めましょう。その必要なものさえあれば、私達は十分なはずです。

何もしない時間にある気づき

休息の時間は、私達にさまざまな恩恵を与えてくれます。自分の心や体が喜ぶ感覚を理解したり、季節の移り変わりを感じたり、忙しい毎日では見過ごしてしまいがちなものを、改めてじっくりと感じることができます。立ち止まって周りを見ることで、客観的に自分のことをとらえることもできるでしょう。

何もしない時間は私達にたくさんの気づきを与えてくれます。これらは目の前に見えているだけだと思っていた自分の世界を、さらに広げてくれるきっかけになるはずです。ですから罪悪感を抱くことなく、堂々と過ごしましょう。私達にとって、何もしない、のんびりとした時間もとても有意義なものなのですから。