知って得する!お肉の美味しい保存方法
YOLO 編集部
- 2023年12月18日
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お肉の保存、どうしてる?
お肉を買い置きして、冷凍している人は多いですよね。
でも、スーパーで買ってきたお肉、とりあえずトレーのまま冷凍庫に入れてしまっていませんか?それではいざ使いたい時に使いづらい上、上手に冷凍、解凍をしないと霜がついて「冷凍焼け」してしまい、お肉の味が落ちてしまいます。
実は、冷凍庫内は通常マイナス18度以下の乾燥した状態にあるため、食材に含まれる水分は徐々に気化し空気中に抜けてしまいます。気化した水分は温度変化により、再び凍結して霜になり「冷凍焼け」と言われる状態になります。
「冷凍焼け」してしまうと、食感がパサパサして味が落ちる、色が悪くなる、においが出るなど、せっかくのおいしさが失われてしまうのです。
お肉をおいしく食べる「漬けワザ」のススメ
夏に焼肉やバーベキューで使った焼肉のたれ。冷蔵庫の中に置きっぱなしになってしまっていませんか?冷凍する時にこそ役立てていきましょう!
「冷凍焼け」を防ぐために有効なのが、お肉をタレに漬け込んでから冷凍する「漬けワザ」冷凍ストック術。焼肉のタレに漬け込むことでお肉がコーティングされ、水分の気化を防いでくれます。冷凍時の乾燥や、冷凍焼けによる味や食感の変化を抑えることもできますよ。
方法はとっても簡単。
ポリエチレン袋にお肉を1枚ずつ入れてタレを注ぎます。袋は液漏れしないジッパーつきがオススメ。袋ごと軽く揉んで、お肉に味を染み込ませましょう。できるだけ空気を抜いて密封してから冷凍しましょう。
冷凍は速やかに、解凍はゆっくりと
お肉を冷凍する時は、組織や細胞の破壊を防ぐためにできるだけ短時間で温度を下げましょう。冷却効果を上げるために、食材をできるだけ平らな状態にならします。
熱伝導のいいアルミのトレーやバット、なければアルミホイルの上に食材を置くのがオススメです。
解凍する時は、急激に温度を上げず、凍った状態から徐々に温度を上げるゆっくり解凍で。急激に温度を上げると、凍結していた水分とうまみ成分が一緒に流れて、おいしさが損なわれてしまいます。冷凍庫から冷蔵庫に移してゆっくり解凍しましょう。
時間がない時は流水や氷水にさらして、解凍してみてくださいね。
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ライター:幸雅子
教えてくれた人:菊岡裕子さん/エバラ食品工業株式会社コミュニケーション部。管理栄養士、フードコーディネーター1級、お肉検定1級。2006年エバラ食品工業株式会社入社。マーケティング部にてメニュー開発を約10年間担当。2016年商品開発部にて「プチッとごはんズ」を開発。2018年よりコミュニケーション部にてメニュー開発を担当。
情報提供:エバラ食品工業株式会社 https://www.ebarafoods.com
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