エクササイズ前の動的ストレッチしてる?
YOLO 編集部
- 2024年01月11日
Index
どんなエクササイズもウォーミングアップから
皆さんのトレーニングの目的は何ですか?痩せるため?それともカラダを鍛えるため?
どちらにしても大切なのがウォーミングアップです。
ウォーミングアップは文字通り、体を温めること。筋肉を温めるとは、つまり「関節の柔軟性」を高めることです。筋肉は関節から始まっていたり、関節をまたぐようについているので、硬いままでは、うまく関節を使い切れません。動きのもとは骨が作り、そこにパワーを添えているのが筋肉だからです。
そのため体が温まりきらず、筋肉が硬く動きが鈍いまま、突然激しい運動を始めると、大きなケガにつながってしまいかねません。スポーツアスリートなどでも、ケガをしてしまう時の原因は、不十分なアップが挙がるほどです。また、パフォーマンスを上げることもできません。
体を温めるには動的ストレッチ
体の柔軟性を上げて、続くエクササイズのパフォーマンスを上げるには、動的ストレッチがオススメです。ゆっくりじっくり動く静的ストレッチでは、心拍数が上がっていかずに、結局体を使う準備ができません。動的ストレッチは、心拍数を徐々に上げ、関節を使いやすく準備していくストレッチなので、エクササイズ前にぴったりなのです。
オススメ動的ストレッチ3選
エクササイズの前には動きのあるストレッチを取り入れましょう。
上半身の力を抜いて、背中から胸まわりの硬さをほぐす
普段からPCやスマホを触る機会の多い人は特に、ガチガチになっている胸回りを緩めることが重要です。
1.両手両ヒザを床に着く。この時、肩の下に手首、脚のつけ根の下にヒザが来るようにする。
2.両手を前に滑らせ、息を吐きながら胸を床に近づける。胸が広がるのを意識する。
3.お尻をカカトにのせるようにして腰を伸ばす。前後に体を移動させ10回。
股関節の柔軟性を高めて、多くの動きをスムーズに
トレーニングにおいて、股関節の柔軟性はとても大切。デスクワークが多い、ヒールを履く機会が多い人は特に念入りに。
1.肩幅程度に脚を広げ、上体を曲げる。脚のつけ根から深くお辞儀するイメージで。手は床に着かなくてもOK。
2.目線を正面に向けながら腰を下ろし、深くしゃがんだ姿勢に。なるべく背筋を伸ばしておく。股関節を広げてダイナミックに動くことがポイント。10回行う。
ねじりやすい体を作り、気持ち良い呼吸の助けに
歩く、走る、押す、引くなどの動きの多くはねじる動作から生まれます。体を使い切るためにも、ねじる動きをより充実させましょう。
1.まっすぐに立つ。
2.右脚を一歩前に出して軽くヒザを曲げ、上体を右へねじる。この時左手を上げ、右手は後ろへ伸ばす。
3.元の位置に戻り、反対側も行う。リズミカルに左右合わせて10回。
ぜひトレーニング前の習慣に。気持ちよく動きましょう。
- Brand :
- YOLO
- Credit :
-
ライター:幸雅子
出典:『食事&オイルで美トレ』/「魅せボディのための部位別エクササイズ」
監修:Shieca/ダイエット、セルライト、体力低下、心のエネルギー低下に悩み、体作りを始める。2008〜2010 JBBFボディフィットネスに挑戦し、全日本2位/東アジア大会選出。フィットネストレーナー/Reebok ONEアンバサダーウェイトトレーニング/ピラティス/文化服装学院モデルコース エクササイズ指導。
Share
Profile
フィットネス、スポーツ、ヘルスケア、食、旅などをテーマに、毎日を楽しく前向きに生きるためのコンテンツをお届けします。