そのストレスが太る体質を作ってるかも…
渡辺 由布子
- 2024年01月17日
ストレスを解消すれば痩せ体質になれる
過度な食事制限によって体重を減らすと、その後に少し食べすぎただけで体重が一気に戻るどころかダイエット前よりも増えてしまった…。そんな経験をした人は多いのではないでしょうか?これが「リバウンド」と呼ばれる現象です。
リバウンドを引き起こす最大の原因が、体が省エネモードにスイッチしてしまうこと。省エネモードになると、脳が飢餓状態=生命の危機と感じて、次に入ってきた栄養素(エネルギー源)はできるだけ無駄なく体に貯蔵し、使わないようにするのです。
こうなると当然代謝も低下してしまいます。たとえば、30分ほどランニングをして500kcal 消費できていたのに、過激なダイエット後には、400kcalしか消費できない体になってしまうということも…。これは大問題!
そして、ストレスでも同様の現象が発生することがわかってきました。人類誕生以来、最大のストレスは飢餓でした。飽食の時代になったのは、100年にも満たないため、脳はいまだに飢餓を生命維持の最大の危機、つまり、最大のストレスと認識しているのです。
そのため、現在でも過剰なストレスを感じると脳はストレスを飢餓と翻訳して、生命維持のために栄養をできるだけ体に溜め込もうとします!すると、摂食中枢が「とにかくたくさん食べろ」と指令を出すようになります。その結果、普段よりもおなかがいっぱいと感じるポイントが先送りとなり、通常よりもたくさん食べてしまうことになるのです。これが強いストレスを感じるとドカ食いをしてしまう理由です。
つまり、ストレスを解消し、溜めないことで体はエネルギーを消費しやすい状態に変わり、自然と食欲も抑えられるということになります。
ちなみに、食べたいという欲求を押さえつけることも大きなストレスに。そのため、無理なダイエットはドカ食いの引き金になることもあるので注意してくださいね。
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出典:『最強の体脂肪燃焼RUN』
監修:日本抗加齢医学会専門医・青木 晃
ライター:楠田圭子
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Profile
渡辺 由布子
17歳から読者モデルとして多数女性誌に出演。6年間にわたってMBSラジオパーソナリティを務める。現在はヨガインストラクターの他、トラベルライターとして世界中を飛び回る。過去渡航した国は47カ国120都市。ハワイ留学、LA在住経験有り。現在は拠点を湘南に移し、全国各地を巡りながら、東京と行き来してデュアルライフを送る。
17歳から読者モデルとして多数女性誌に出演。6年間にわたってMBSラジオパーソナリティを務める。現在はヨガインストラクターの他、トラベルライターとして世界中を飛び回る。過去渡航した国は47カ国120都市。ハワイ留学、LA在住経験有り。現在は拠点を湘南に移し、全国各地を巡りながら、東京と行き来してデュアルライフを送る。