顔のむくみなんとかしたい!時間がない朝でもすぐできる対処法も紹介!
YOLO 編集部
- 2024年01月23日
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第一印象は顔で作れます
誰かに会った時に、人によって「何だか素敵な人!」と、「何だか暗そう…?」と感じることはありますよね。その印象の違いは何でしょうか?表情?顔色?メイク?そう、第一印象のほとんどは、イコール「顔」の印象のことではないでしょうか。
顔の作りや骨格のことを言っているのではありません。スッキリとして明るい顔の印象というのは、「作り」ではなく血色、肌の質感などのこと。肌のトーンが明るくて、パッと目が大きく開いている人に会ったら、「素敵な人!」と思いませんか?逆に、顔色が悪く表情の動きが少ない人には、あまりいい印象は持ちませんよね。
今回は、簡単にできるむくみ解消や、体の中から肌をキレイにしていく方法をご紹介。肌は、食生活や睡眠などの生活習慣が現れるとても正直な場所。自分の日々の暮らし方を見直し、内側からキラキラ輝く肌を手に入れて、第一印象で得しちゃいましょう!
有名メイクさん直伝!むくみ解消法
まずは即効性のある対処法からご紹介。朝起きたら顔がむくんでまぶたも腫れぼったい時、皆さんはどう対処していますか?顔のむくみが起きるのは朝がほとんどで、夕方にむくむことはそんなにありませんよね。つまり、理由はシンプル。顔に水分がたまった状態になるのが、“むくみ”なのです。
むくみやすいのはアルコールを飲みすぎた時、寝不足の時、あと塩分を取りすぎた時。“ここ一番!”という日の前日は、それらの状況を避けること。それでもお酒を大量に飲んでしまった場合は、水を多めに飲んで寝るようにしましょう。体内のアルコールを薄めると、お酒が抜けやすくなります。
では、前日に気をつけていても、朝起きて顔がむくんでしまっていたら?人気ヘアメイクアップアーティストの成田幸代さんオススメのむくみ解消方法をご紹介します。
首への刺激で水分を流す
まずは体全体をストレッチをしましょう。顔にホットタオルと冷たいタオルを交互に当てるのもヨシ。その時間もないかもしれない!という場合は、首に水分の落ちる道を作ってあげて。指を首の上から下に滑らせ、水分を流れやすくしましょう。鎖骨の周囲も流してあげると効果的です。
顔面体操で血流アップ
1.口をとがらせ目をギュッと閉じ、顔の真ん中にパーツを集めてから、パッと力を抜く。
2.目を見開いて“イー”の口をする。
3.目を見開いたままで、口を“ア”にする。目は絶対見開いて、上を向くぐらいのほうが顔が伸びる。
耳マッサージ
耳を引っ張ると結構水分が流れます。上・下・横に引っ張ったり、耳のまわりをさすりましょう。通勤途中でも時間があったら、首の後ろ、頭のてっぺんなどをマッサージしてあげると、より顔はシャキンとします。頭皮のマッサージは、顔を持ち上げてくれますよ。
顔をマッサージして血行をよくすると顔色も変わるし、視界もちょっと広がる感じがするはず。特に冬は冷えるので、顔の血行も悪くなることがあります。一番冷えるのは指先などの末端なので、顔も同じように冷えてしまうんです。
東洋医学の知恵でむくみ解消
東洋医学では、「気」(き・気力などの目に見えないエネルギー、「血」(けつ・血液)、「水」(すい・体液)の三つが正しく体内を巡ることで心身を健康に保つと考えます。この「水」の働きに異常をきたした状態が「水毒症」と呼ばれ、むくみもその一つ。むくみを放置しておくと、脂肪がどんどん肥大化し、セルライトになってしまう恐れも!
滞ってしまった体の余計な水分は、ツボ押しで流れを促してあげましょう。顔のむくみ効くツボを二つご紹介します。
むくみ解消のツボ
・四白(しはく)
瞳の中心の真下にある凹みから、指1本分下にある場所。むくみに加え、目のくまや疲れ解消にも効くツボです。指で圧をかけながらグルグル回すと効果的。
・地倉(ちそう)
口角の両端から1㎝外側の位置。むくみ、口まわりのしわやたるみ解消にもGood!食欲を抑えてくれるツボでもある。少し口角を上げるように指圧しましょう。
押す時はやや強めにプッシュ。5秒押して、5秒離すを3〜5回繰り返します。即効性と予防効果を兼ね備えているので、定期的に行うようにしましょう。
パッと明るい素肌の作り方
次は肌の質感改善。イキイキとした肌の質感はメイクでは作ることができません。もっと言うと、スキンケアだけでもダメ。表面だけをケアしていても、食生活や睡眠の質が悪いと、そのまま肌に現れてしまいます。根本的に健康な肌を手に入れるためには、どうしたらいいのでしょうか?
体を冷やさない
体の冷えとは、寒さやストレスなどで血管が収縮し、末端に血流が届かなくなる状態のこと。季節にかかわらず、冷えに悩む女性は多いですよね。体が冷えているということは、つまり体の巡りが滞っているということ。体の老廃物がうまく排出されていないということなんです。
体内に蓄積したいらないものがスムーズに出ていかないと、体のあちこちに支障が出てきます。そのうちの一つが肌のトラブルというわけです。
冷えの改善は、何かしたところですぐに解消されるものでもないのが悲しいところ。普段の生活習慣を見直して、地道な努力を続けていきましょう。だんだん冷えが解消されていくと、抵抗力が上がり、風邪を引きにくくなるなどのうれしい副産物がたくさん。やらない手はないですよ。
・体を冷やす食材(夏野菜や南国のフルーツなど)は避け、火を通した温かい食べ物を食べるようにする。
・食事や飲み物にしょうがやスパイスをプラス。
・カフェインは体を冷やすので、飲みすぎに注意。
・ケーキや甘いものも体を冷やす性質があるので、ほどほどに。
・シャワーで簡単にすますのではなく、湯船に浸かって体の芯まで温める。
・体が冷えきらないうちに布団に入って休む
・適度に運動し、筋力をつける。
睡眠をしっかり取る
睡眠不足は百害あって一利なしです。肌にも如実に現れます。起きている時に交感神経がアクティブになり続けている現代人。睡眠時にやっと体がリラックスし、副交感神経が優位な状態になります。
その貴重な睡眠時間が足りていないと、交感神経が優位な状態がずっと続き、自律神経のバランスが崩れてしまうことに。代謝の低下、むくみ、便秘や消化不良になってしまうなど、胃腸にも影響が出てしまいます。
睡眠の時間をきちっと確保し、睡眠の質も上げていきましょう。眠る少し前にはスマホやテレビを見るのはやめて、電子的な光を浴びないようにしましょう。交感神経が刺激され、寝つきが悪くなったり睡眠が浅くなったりしてしまいます。あまり難しくない本を読んだり好きな香りをかいだりして、リラックスできる時間を確保するように心がけましょう。
もちろん毎日全部やってねとは言いません。できる範囲で、少しずつ取り入れていってくださいね。きっと睡眠の質が改善され、肌の調子も変わるはずですよ。
まず見られるところだからこそ、特に気をつけたい顔まわりの印象。自分の体が持つポテンシャルをしっかり引き出して、内側から輝く印象を与えられるようになりましょう!
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取材協力:成田幸代/『Yogini』をはじめとした数々の雑誌、広告、ファッションショーで活躍するヘアメイクアップアーティスト。100%天然由来のスキンケア化粧品「伏水薫」のプロデュースを手がけ、多くの女性の支持を集めている。https://www.fumika-kyoto.com/
監修:高村マサ
鍼灸整骨院院長、あん摩マッサージ指圧師、インド政府公認ヨガ療法士、IYCアシュタンガヨガTT修了など、多彩な知識をもつ。
ライター:鈴木さおり
ヨガ哲学と出会い、自分がずっと探していた答えはここにあると確信。学びを深めるべく勤めていた会社を退職し、単身渡印。ヨガや瞑想、仏教などを学び、帰国した現在は企業向けにヨガや瞑想の指導を行い、ヨガの本質を伝えるべく日々活動中。
出典:『Yogini アーカイブ ヨガで健康を!』 東洋医学・経絡からのアプローチでたまった水毒をデトックスしよう!
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