体温が1℃下がると体への弊害がいっぱい!冷えの原因トップ3とその改善法
YOLO 編集部
- 2024年01月25日
「冷えは万病のもと」とよく言われるように、冷えは体に不調を生じさせるだけでなく、 免疫力を低下させる大きな原因の1つと考えられています。体温が1℃下がるだけで、代謝が12%、免疫力が30%低下して、1日1500個近くのガン細胞が増殖する危険性がある、という恐ろしいデータも!
「手が冷たい人は、心があったかい」なんて根拠のない都心伝説を信じるのはやめて、今すぐ温かボディを目指しましょう。
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冷え性の原因ビッグ3
大きく分けると、以下の3つにあります。
1.体内で熱が作れない!
基礎代謝は、1日のエネルギー消費の60~70%を占めています。体の部位ごとに基礎代謝を分けると、筋肉が約38%、肝臓が約12%、胃腸と腎臓がそれぞれ約8%、脾臓が約6%、心臓が約4%、その他が約24%。すなわち筋肉量が少ないと、生み出せる熱量が少なくなるのは明らかですね。
だから、食事制限だけのダイエットで筋肉量を減らしてしまうのはストップ!冷え性をますます加速させてしまわないように、スクワットなどの適度な筋トレで、冷えを治していきましょう。
2.作られた熱が全身に届かない!
主な原因は、自律神経の乱れです。不安やストレスでバランスが崩れると、血流が滞って全身に熱が行き渡りません。これはエアコンの効いた屋内と暑い屋外を出入りして、血管が収縮、拡張することでも起こります。緊張状態が続くと、指先が冷たくなるのも、これにあたりますね。
また、食べ過ぎからも冷え性に。食べ過ぎると体が必死に消化しようとして血液が胃腸に集まってしまい、筋肉やほかの器官への血液供給が減ってしまうから。できる限り、腹八分目を心がけましょう。
3.体内の熱が逃げやすい!
血流が悪い人は、あまり汗をかかず、水分が体の外へ十分に排出されません。だから不要な水分が溜まり、全身の冷えへと進んでしまうのです。
この場合は、体を温める食材を取り入れて改善していきましょう。
<体を温める食品の例>
・野菜類――ニンジン、カボチャ、玉ネギ、山芋など
・肉・魚類――鶏肉、羊肉、鮭、鯖、タラ、ふぐなど
・調味料・香辛料――味噌、ニンニク、生姜、シナモンなど
・豆類――小豆、黒豆、納豆など
上記の中から、自分の足りない部分(原因)を理解して、補っていきましょう。ぜひ暖房器具からの温かさではなく、体の内側から温められる体作りを!
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ライター:深谷祥子/ヨガインストラクター
監修:町田光明/理学療法士/ヨガ講師/健康運動指導士/介護予防運動指導員。芸能人からトップアスリート、障害者(児)まで全国で指導する。
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フィットネス、スポーツ、ヘルスケア、食、旅などをテーマに、毎日を楽しく前向きに生きるためのコンテンツをお届けします。