肩をほぐしても肩コリは治らない?!ストレッチで肩コリの根本へアプローチ
YOLO 編集部
- 2024年02月08日
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肩だけほぐしても、ラクにはならない?!
整体に行っても、マッサージグッズを使っても、どれも一時的にラクになった気がするだけで、またすぐに症状が現れる…。肩コリは本当にツラいものですよね。
人の体(筋肉)は、何もしないと自然と硬くなっていきます。体が硬くなった状態のままでいると、血流が悪くなり、肩コリを引き起こすのです。では、肩コリがひどい人が肩まわりばかりをストレッチすればいいのかというと、答えはNO。
肩コリは、肩まわりの硬さだけではなく、背中や腕など、ほかの部位が硬くなっていることでも引き起こされるからです。そのため、肩コリを根本的に改善するには、全身をストレッチして体全体の硬さをとる必要があるのです。
今回は、簡単に全身をほぐすことができる、肩コリ改善ストレッチをご紹介します。定期的に行えば、ガチガチだった肩が徐々に柔らかくなっていくはずです。
肩から胸をしっかり伸ばす「大胸筋のストレッチ」
20~30秒キープ×1~3セット
1.手を肩幅に開き、脚は腰幅に開いて、四つん這いの姿勢をとる。
2.両手を前に伸ばしながら、胸を床に近づけていく。ヒジを曲げないようにして反動をつけずゆっくり伸ばす。硬い人は、手を伸ばせるところまででOK。背中を反らす意識で行うと、胸の筋肉が伸びていることを実感できます。
肩甲骨周辺を伸ばす「背中と肩のストレッチ」
左右各20~30秒キープ×1~3セット
1.脚を肩幅よりやや広めに開き、背すじを伸ばして椅子に座る。前かがみになり片方のヒジを対角になるヒザに押し当て、肩の後ろから肩甲骨周辺の筋肉を伸ばしていきます。脚を閉じた状態で行うと強度が弱すぎてストレッチにならないので注意。
腰と骨盤周辺を伸ばす「キャットストレッチ」
20~30秒キープ×1~3セット
1.両手は肩幅に、両脚は腰幅に開いて四つん這いになる。
2.頭を下げておへそを覗き込むようにしながら、みぞおち付近を中心に背中を丸めていく。
3.2の状態から頭を上げて上を見ながら、お尻を突き出すようなイメージで背中を反らせていく。
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出典:『ストレッチ100の基本 増補版』
監修:横山格郎、星川精豪
ライター:楠田圭子
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