ウォーターローディングって何??熱中症予防に最適な水分補給のタイミングを覚えよう!
YOLO 編集部
- 2024年05月21日
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ウォーターローディングは、“たっぷりの水分で細胞を潤す”こと
薄着の季節が目前なのに、冬に増えた体重がそのまま…。そんな人にとって、気軽にスタートできるうえ、体脂肪燃焼効果も抜群のランニングやウォーキングは最高のエクササイズではないでしょうか?
でも、ここで心配なのが熱中症です。
暑さに体が慣れていない状態で運動をすると、熱中症のリスクが高まります。熱中症対策の基本は、体内の水分量を適切に保っておくこと。これさえクリアできていれば、熱中症に陥るリスクはほぼゼロに近づけることができるわけです。
体内の水分量を適切に保つには運動中に水分を補給するだけでは不十分です。普段から、全身の細胞に潤いをもたせておくことが必須となります。
ここで、体の渇きを防ぐための日常生活での水分補給法をご紹介しましょう。毎日の水分摂取法を変えれば、熱中症のリスクを減らすことができるはずです。
定期的にウォーターローディングして細胞を潤そう
ウォーターローディングとは、定期的に水分補給を行うことで、細胞内外を十分な水分で満たしておくという考え方です。
この方法が熱中症の予防にどの程度有効かという科学的な根拠はいまだ十分でははありませんが、日頃から水分を多く補給して体細胞内の水のタンクを満タンにしておくことにより、大量に発汗しても熱中症に陥るまでの時間を先延ばしにできることは期待できるのです。
ただし、発汗によって失われるのは水分だけではありません。ナトリウムやカリウムといった、体調を維持するうえで欠かせないミネラルも汗とともに大量に失われるからです。そのため、ウォーターローディングは、真水ではなく、ミネラルが含有された飲料で行うことを基本と考えましょう。
とくに、ランニングなど運動を頻繁に行うような人はミネラル不足に陥りがちなので、意識的にミネラルが補給できる飲料での水分補給を心がけましょう。
ウォーターローディングのおすすめタイミング
約200mlが1回あたりの摂取量の目安となります。
①起床直後
②朝食時
③午前中に少なくとも1回は補給しましょう
④昼食時
⑤夕食前に少なくとも2~3回は補給しましょう
⑥夕食時
⑦入浴後
⑧就寝までの間に少なくとも1回
⑨就寝前
1日に摂るべき水分量の目安とは?
トレーニングなしの日は1日2L
トレーニングをする日は1日2L+発汗分
といわれています。水分は、食事から摂取する量も多いため、食事量が少なすぎる人は知らず知らずのうちに水分不足に陥りがち。ダイエットのために食事量を減らしているような人は、熱中症に陥りやすいので注意してくださいね。
また、マスクをすると喉の渇きを感じにくいといわれています。そのため、ランニングやウォーキング中は喉が渇いていなくても、最低でも10~15分に1回はスポーツドリンクで水分を補給しましょう。
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- Credit :
- ライター:楠田圭子
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