簡単なのにスッとラクになる!1日を快適に過ごせる時間帯別オススメ呼吸法
YOLO 編集部
- 2024年07月15日
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呼吸は自分でコントロールできる体の機能
自分の呼吸のことって案外知らない人が多いのではないでしょうか? でも、それは当然のこと。動かそうとしなくても心臓が動いているように、意識しなくても呼吸ができるから私達は生きていられるのです。
心臓と呼吸が違うのは、心臓は意識して止めることができないけれど、呼吸は意識すれば一時的に止めることができること。つまり、呼吸は自分でコントロールできる点です。
朝から夜まで、一日のタイミングに合わせた呼吸法を4つ紹介しましょう。取り入れやすいものから取り入れて、毎日をより快適に過ごしていきませんか?
隙間時間を活用する呼吸法アレコレ
【朝:モーニング呼吸法】
朝はまだ体が眠った状態なので、全身に酸素とエネルギーを送り、血流をよくして体温を上げてスッキリ目覚めましょう。いわゆる「大きな伸び」と同じ動きですが、いつもよりも呼吸を意識することでその効果を上げることができます。
方法:ベッドに仰向けになったまま、息を吸いながら手をバンザイのように頭の上のほうに伸ばし、足首を90度に曲げて全身に力を入れる。吸いきったら、吐きながら元の位置に戻る。数回繰り返す。
【昼:パレレル呼吸法】
特にデスクワークが多い人は、午後には首や肩まわりがバキバキに凝りかたまってツライはず。肩や肩甲骨、背中の上部を大きく動かしながら行う呼吸法で、血流をよくして筋肉を軟らかくほぐしていきます。10回ほど続けると効果を実感するはず。
方法:座ったまま肩の高さまでヒジを前方に持ち上げる。腕は床と水平に保ちつつ、ヒジを後ろに引きながら息を吸って胸を開く。視線は少し上。吐きながらヒジを体の前に戻してきて背中を丸め、おへそをのぞき込むようにする。10回ほど繰り返す。
【夕方:目玉呼吸法】
一日の終わりに近づくと目も疲れてきます。目は体の他の場所と違って直接ケアすることが難しい場所ですが、呼吸法によって目のまわりの筋肉を緩め、血流をよくしていきましょう。数回行うだけで、目がリラックスしていくのを感じられるはずです。
方法:目を閉じ、両手でカップを作って目を優しく覆う。眼球に少し力を入れて奥にしまうイメージで、鼻から息を吸い、吐きながら眼球の力をふわっと緩める。数回繰り返す。
【夜:カウント呼吸法】
夜は一日の疲れを取り、質のいい眠りを得るための大事な時間です。自分がリラックスできる空間や服装、音楽などを整えながらやってみましょう。翌日、元気な朝を迎えられるはずです。
方法:楽な姿勢で座り、手を下腹部に当てて心の中で「ひと〜つ、ふた〜つ」とゆっくり2つ数えながら、お腹で息を吸い始める。吸いきったら今度は3つ数えながら、自然にゆっくり吐く。
どれも簡単で手軽にできそうですよね! 一日に4つの呼吸を全部やろうと思わずに、まずはふと思い出した時に活用してみてください。
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ライター:平地紘子
出典:Yogini・vol39/「呼吸を使い分けると一日の暮らしが快適に!」
監修:シュミッツ千栄子(シュミッツ千栄子呼吸法デザインセンター代表)
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