筋トレをするなら、ランニング前orランニング後、どちらが最適?
YOLO 編集部
- 2024年07月18日
ランニングはシェイプアップには最適のスポーツ。さらに走る前にまずは軽く筋トレをしてから走るほうが、ただ走るだけよりもより効率的に体脂肪を燃焼させることができるのです。
そのカギを握るのは「成長ホルモン」。体脂肪は、遊離脂肪酸という脂肪に分解されてはじめてエネルギーとして消費されます。そして、成長ホルモンは体脂肪を分解して、血中の遊離脂肪酸という脂肪の量を増加させる働きをもちます。つまり、成長ホルモンの分泌が不十分だと体脂肪を効率的に減らすことはできないのです。
筋トレからのランニングがベスト
成長ホルモンの分泌を促すのに効果的なのが筋トレです。実験でも、筋トレのような無酸素運動をしたときに成長ホルモンが大量に分泌されることが証明されています。そのため、体脂肪を落として引き締まった体をつくりたい場合には、まずは筋トレ(無酸素運動)をして成長ホルモンの分泌を促すことが必要です。そして、その成長ホルモンによって体脂肪が分解され、遊離脂肪酸量が増えた後に、ランニング(有酸素運動)をすれば、体脂肪をより効率的に減らせることになるのです。
もちろん、筋トレをしてから走れば、体脂肪をうまくエネルギーとして使うことができるため、長時間にわたりスタミナ切れを起こさずに走ることもできます。つまり、ダイエットだけではなく、ランニングパフォーマンスをアップさせるためにも、ランニング前の筋トレは非常に効果的なのです。
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ライター:楠田圭子(RUNNING style)
出典元:RUNNING Style RUNNING style.77「自分が変わる! 夏のカラダづくり」
監修:澤木一貴(SAWAKI GYM代表 NESTA JAPAN理事・パーソナルトレーナー)
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