PDCAもいいけれど、たまには直感を信じてDCDAサイクルで楽しんでみない？？

「PDCAサイクル」

PDCAという言葉を聞いたことがありますか？社会人になって、上司から口酸っぱく何度も言われるような印象のあるこの言葉。正しくは「PDCAサイクル」と言われていて、もとは、アメリカの物理学者・技術者・統計学者のウォルター・シューハートと、統計学者・コンサルタントのエドワーズ・デミングらが提唱したもの。

P：PLAN（計画）
D：DO（実行）
C：CHECK（評価）
A：ACTION（改善）

上の四つの言葉の略で、主に仕事の中で、企画～実施、生産管理や品質管理など、順を追って考え、それがいいか悪いかを判断、さらに改善をしていくということです。小難しそうだけど、シンプルに考えると、意外に日常の中でも気づかないうちにやっていることも多いはず。

実は気づかずにやってる“恋愛PDCA”

例えば、彼を食事に誘いたい時、どこに行くのか、どんな言葉を使おうか、それは電話？メール？って作戦を練りますよね。彼の好みをリサーチしたり、どういう誘い方が有効かネットで調べてみたり（笑）。これ、まさにPLANのところ！

そして、計画を立てて「これでいける！」と思ったところで、「送信」や「通話」をポチッ？
または偶然を装って会うチャンスを作る？など、具体的な行動＝「DO」の段階へ。

でも返事が来ない！とか、相手の反応がいまいち…だったらどうしますか？何が悪かったのか反省の女子会。そして次の作戦を考えますよね。PLANがまずかったのか、それともDOのタイミング？方法？どこを変えれば、次の成功につながるのか？って本気になって考えます。これこそCHECK!

そして、最後は、ACTION＝改善。この前はLINEで送ったから、反応がわからなかった…。次は会った時に声をかけてみよう！や、もうちょっとPLANのところに時間をかけて、彼の友達にさらなるリサーチをかける…？またいろいろな作戦を立てて、ドキドキとワクワクが混在する時です。ほら、意外と使ってるでしょ？

考える前に動く「DCDA」にチャレンジ

でも、いろいろな新しいことにチャレンジするアクティブ女子なら、「DCDA」という概念がマッチするかも。考えるより感じてみよう！見たいものは見にいってみよう！どんどん検索して勉強したい！そんな視点で、自分から動いていく方法です。

DCDAはこんな4段階

D＝DO（思いついたらソク行動）
C＝CHECK（次の作戦を作るチェック）
D＝DO　AGAIN（もう少し丁寧めに、もう一度行動）
A=ASK（感じる）

行動派のあなたには、もうプランを立てたり悩んだりしている時間がもったいない！とにかくやってみよう！って前向きなパワーがあるはず。だから、考えたり、計画したりする前に行動しちゃいませんか？彼を食事に誘いたい！と思ったら、すぐに会いに行ったり連絡をする！今、この瞬間に思いついた方法でOK。調べても悩んでも、正解なんてないんだから、だったらまずやってみなきゃ！

そしてCHECK。「ここが悪かったかな…」ってネガティブに考えたり、「落ち込んじゃってもうやる気なくしちゃうよ」なんて弱音を吐いている時間がもったいない！だから、すぐに次の作戦を作るCHECKをしてみましょう。何も思い浮かばない時は、ヨガに行って心を落ち着けたり、走りに出て頭を空っぽにするもよし。スッキリしたら、またいい案が浮かんできた！なんてこともよくありますよね。

思いついたら、またすぐDO!の第３段階へ。行動力があるYOLO的女子ならきっとすぐいい結果が出そうだけど、最初のDOが勢いでいったのであれば、再チャレンジする時はちょっと相手のことも考えながら、丁寧に行動してみることがオススメ。

そして、最後にA=ASK。自分が行動してみてどう感じ、どう思ったのかを感じてみましょう。たとえ望むような結果が出てなかったとしても、そこには成長があるはず。行動できたこと、頑張れたこと、思い切ってやれたこと、相手のことを考えながら動けたこと…。たくさんの努力の結晶が、あなたの後ろには光っているはず。それに気づいてあげて！

間もなく2024年も終盤へ向かっていきます。「今年中にやり切りたい！」「来年にやり残しを作りたくない！」と、いつも以上に頑張れる時ではないでしょうか。2024年の追い込みにもオススメの「DCDA」。まずやってみることから始めてみませんか？