180°開脚ができたら次はコレに挑戦!!二つ折り携帯のような前屈にもTRYしてみよう!
YOLO 編集部
- 2024年11月13日
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二つ折り携帯電話のように
180度の開脚を目指して日々ストレッチに励んでいる人が多いけれど、体への意識が高い美トレ女子としては、上半身と下半身がピタッとくっついた、深い前屈も極めたいところ!そう、まるでひと昔前の二つ折れのガラケーのような。
深く前屈できない大きな原因の一つは、太モモ裏の大きな筋肉、ハムストリングの硬さにあります。ここが伸びてくれないと、腰も伸びないので、結果、前に体をかがめないということ。
なので、深い前屈をしたい人はハムストリングばかりストレッチをしてしまいがちなのですが、実は足裏をしっかりとほぐして軟らかくし、背中と腰まわりもほぐすことがとても大切。
筋肉を覆う「筋膜」がカギ
その理由は「筋膜」。筋膜は全身の筋肉を包んでいる薄い膜で、一つの膜にいくつもの筋肉がまとめて覆われていて、膜同士は交錯するように皮膚の下を走っています。
ハムストリングスを覆う筋膜は、背中側で足裏から頭の上まで1本のラインでつながっています。だから、足裏をほぐすことで、筋膜を通じてハムストリングスも刺激されてほぐれ、腰と背中をストレッチするのと同じように、ハムストリングも動きやすくなっていくのです。
足裏、腰と背中をほぐす方法
始める前に体を温め、少しハムストリングを動かしておきましょう。筋膜は肌にも含まれているコラーゲンとエラスチンが主成分なので、温めることで柔軟性が高まっていきます。
【足裏のほぐし方】
お尻を床に着いて座り、左のヒザを外側に倒します。右足のカカトを左の足裏にのせたら、手で床を押しながら、お尻を浮かせます。右足のカカトに体重をかけながら、左足裏を刺激してほぐします。特に、小指につながるラインを入念にほぐすと、より効きます。もちろん、カカトでなくて、両手の指でほぐしてあげてもOK。
【腰と背中の伸ばし方】
短距離走でスタートする時のように手を床に着き、片足を前に踏み込んでヒザを曲げ、後ろのヒザはまっすぐに伸ばして、カカトを持ち上げます。手の指は立て、アゴを引いて背中を丸めていきます。腰と背中が大きく伸びるように意識して深めていきましょう。
ハムストリングを軟らかくするのに、足裏からって意外ですよね。頭のてっぺんから背中、腰、そして、ハムストリングを通りながら足裏までつながっている、筋膜のラインを想像しながらやってみると、わかりやすいかもしれません。
しなやかで深い前屈に、足裏から近づいていきましょう!
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ライター:平地紘子
出典:Yogini・vol45/「MEN’S YOGA 太モモ裏の筋肉「ハムストリング」をほぐせばポーズが深まる」
監修:SHU(ヨガインストラクター)
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