腹式呼吸は冷えの改善にも役に立つ!!
YOLO 編集部
- 2024年12月12日
冷え性解消には血液を全身に送る
寒さも本格的になり、冷え性さんにはツライ季節。血行が悪くなることで起こる冷えには、血液の流れをよくすることが効果的。その、とっても簡単な方法が呼吸を意識的に行うことだったのです。
体を動かすことが少ない現代人、特に腹筋が弱い女性は、肩で浅い呼吸をしがち。呼吸を深くすれば、体全体が動いて熱量が高まり、冷えを解消できます。特に、腹筋という大きな筋肉を動かす腹式呼吸は冷え予防に効果的です。また、呼吸は熱を血液に乗せて全身に運ぶ役割もしています。呼吸が浅くなってしまうと、熱を作れず、運ぶこともままならず、体を冷やす原因を作ってしまいます。
眠る、笑う、歌う、声を出すといった、人間が昔から行ってきた動作の時には、自然に腹式呼吸になっているもの。腹式呼吸は、本来人間にとって自然な呼吸なのです。腹式呼吸を体に思い出させるために、まずは意識して呼吸することから始めてみましょう。普段は無意識にしている呼吸を「吸っているな、吐いているな」と感じながら行う「意識呼吸」に変えるのです。
腹式呼吸の練習
立った姿勢では重力が内臓にかかり、腹式呼吸がしづらいので、腹式呼吸の練習はお腹を動かしやすい仰向けの姿勢で行いましょう。
息を吸いながら下腹を膨らませ、吐きながら戻します。お腹を動かしながらの呼吸に慣れたら、今度は座って同じ呼吸をしてみます。これを繰り返していると、1回1回の呼吸がどんどん深まっていき、呼吸が気持ちよくなってきますよ。
浅い呼吸は、冷えだけでなく、ストレスのためこみや便秘の原因にもなります。腹筋を使って深い呼吸をすれば、便秘だけでなく、心の中のもやもやも解消してくれるのです。腹式呼吸で体も心もスッキリ軽くして、ぽかぽかの冬を過ごしましょう!
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ライター:沢田聡子
出典:『Ygini vol.43』「いらないものをスッキリ出して 熱の通り道を作る呼吸法」
監修:森田尚子
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