梅雨に備えて覚えたい!おいしさ120%アップのトマト冷凍テク
YOLO 編集部
- 2018年05月29日
野菜を買ってきた時、あなたは冷蔵庫と冷凍庫、どちらに保存しますか?
オススメなのは「冷凍」。というのも、新鮮なうちに冷凍してしまえば、冷蔵で保存するよりも、おいしさそのままで、約1カ月程度日持ちし(※)、冷蔵保存より断然便利!お買い得な旬野菜をたくさん買いこんでしまった時や、一人暮らしで料理をする人には特にオススメなのです。
(※保存期間は食材によって異なることがあります)
例えば、トマト。トマトは冷凍することでうまみがアップしたり、料理が手早く作れたり、一石二鳥な冷凍向き食材。ここではさっそく、その冷凍する時のポイントをご紹介。
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トマトを買ったら迷わず冷凍庫へ
野菜を買ってきて使いきれるか心配だったら、まず冷凍室へ。新鮮なうちに冷凍するのが、食材をおいしいままで味わえる秘訣です。
生のまま冷凍することで、使い勝手がよくなる野菜の代表格がトマト。トマトは冷凍すると、うまみ成分のグルタミン酸が増して、おいしさがぐっとアップ。しかも繊維が崩れやすくなるので、炒めてつぶし、トマトソースにするのも簡単!煮込みに使うと、コクのある豊かな味わいに仕上がります。
■材料(作りやすい分量・2袋分)
プチトマト 400g
プチトマトは、へたを取って洗います。ペーパータオルで水気を拭いたら、保存袋に入れて冷凍を。凍らせたプチトマトは、凍ったまま調理に利用します。水に浸けるとすぐに皮がむけるので、マリネやピクルスなどを作る時にも便利。凍ったまま食べてもおいしいですよ。
★トマトの場合は、ラップにのせて、茶巾に絞るようにしてぴっちりと包んで保存袋に入れ、冷凍します。
冷凍プチトマトを使ったレシピ例を二つご紹介!
【1】トマトソースパスタ
プチトマトを使えば、調理時間も短縮。果肉感があってリッチな味わいの本格トマトソースが、手軽に完成します!
1 トマトソースを作る。鍋にオリーブ油、ニンニクを弱火で熱して香りを出し、色づいてきたら、玉ネギを入れて炒める。好みで皮をむいたプチトマトを凍ったまま加え、塩、コショウをして約10分煮る。
2 袋の表示通りにゆでたパスタに1.のトマトソース、塩、コショウ各少々、オリーブ油を加えて大きく混ぜ、器に盛ってチーズとバジル、コショウを散らす。
【2】フラメンカエッグ
トマトが主役の真っ赤な煮込み。卵の黄色が映えて食欲をそそります。冷凍プチトマトやソーセージ、豆など、いろいろなうまみが溶け合って絶品!
1 チョリソソーセージは、4cm長さの斜め切りに。ズッキーニは1cm角の4cm長さに切る。ジャガイモは皮をむき、1cm角の4cm長さに切ってゆでる。
2 フライパンにオリーブ油とニンニクを熱し、香りが立ったら1.を香ばしく炒める。砕いたスープの素、水、トマトペースト、塩・コショウ、凍ったままのプチトマト、ミックスビーンズを加え、軽く煮込む。
3 耐熱容器に2.を入れて中央に卵を割り落とし、200℃に温めたオーブンで約4分、卵を半熟状に焼く。イタリアンパセリを刻んで飾る。
冷凍しておいたほうが便利な野菜は、プチトマトだけに限りません。例えばパプリカ、玉ネギ、ナス…。2日ほどでダメになりやすいモヤシも、冷凍させれば、日持ちがなんと約1カ月に延びるんです!
梅雨を前に、食べ物の保存が慎重になる季節。冷凍できる野菜や食材は意外と多いので、それぞれの野菜に最適な冷凍保存のコツを覚えて、おいしく賢く保存&調理をしてみてくださいね。
出典:『長期保存OK!毎日使える! 冷凍保存レシピ』、著:川上文代
ライター:夏井美波
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