パーティでお酒や油物を取りすぎたかも…。睡眠に関係する?
YOLO 編集部
- 2019年08月02日
エステティシャン・鍼灸師として豊富な経験を持つ森田真理先生。女性ホルモン研究家でもあり、不妊や産前・産後ケア、生理トラブル、更年期障害といった女性特有の症状に特化して治療をされています。今回は、パーティでのお酒や油物は眠りに影響する?というお話です。
「お酒を飲むとよく眠れる」は錯覚!?
夜の会食は、大人の楽しみ。でも、楽しい雰囲気の中でお酒を飲み過ぎ、油物を食べすぎ…なんてことにもなりがちですよね。真理先生、パーティでのお酒や油物は睡眠に影響しますか?
「すごく影響すると思います。お酒を飲むと寝つきがよくなるように感じるのですが、実は睡眠の途中で目が覚めてしまうんですね。アルコールを分解する時に“アセトアルデヒド”(頭痛や吐き気の原因となる有害物質)が出るんですけれども、そのことによって覚醒してしまうんです。一度目が覚めてしまうことで、眠りの質が低下したり浅くなったりします」
夜のパーティでは、消化のいいものを
また、食べ物が消化していない状態も、眠りに悪影響をおよぼします。
「満腹の状態で寝ると、睡眠中もずっと消化していなくてはいけません。また消化活動をしていると、成長ホルモンの分泌が落ちてしまいます。ですから、夕食はなるべく寝る3時間ぐらい前に食べ終わっているようにしたいですね。中でも揚げ物や油物、肉は消化に時間がかかるので、夜遅くに摂るのはなるべく控えたほうがいいかもしれません」
なるほど、わかりました!夜の集まりがあってどうしても食べなくてはいけないとしたら、消化のいいものを中心にいただくようにするといいかもしれませんね。そして、くれぐれもアルコールは控えめにしましょう!
ライター:沢田聡子
監修:森田真理/Mari鍼灸Salonオーナー。痩身・美容鍼灸家として人気が高い。オリジナルブランド「ぎんざ美人灸」を持つ。
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