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日向涼子のやっぱり坂が好き。毛無峠(長野県)|ロードバイクヒルクライムナビ

モデルでヒルクライマーの日向涼子さんが、全国各地の坂道に挑戦。今回訪れたのは、「長野県・毛無峠(けなしとうげ)」。気になる立ち寄りグルメスポットとともに案内する。

「日向涼子のやっぱり坂が好き」
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長野県・毛無峠(けなしとうげ)

峠の魅力ってなんでしょう。これまで、この連載はもちろん、そのほかにも数えきれない峠を走ってきました。毎回思うことは……、走っている途中はキツくて苦しい! でも、やめられない理由があるのです。峠を上り切ったときの達成感、そして目の前に広がる絶景です。今回は、長野県と群馬県の県境にある毛無峠に行ってきました。峠に広がる大パノラマは過去に出会った絶景のなかでも指折り!

須坂駅前から始まる万座道路をしばらく走り続けると、やがて本格的な峠道へ入って行きます。中盤の15kmほどは平均勾配8.5%を超える急坂で、ゴールが遠く感じるほどのハードさ。
約23km地点でコース最高地点へ到達したら、終盤は、行き止まりの毛無峠まで下り基調。稜線上を気持ちよく走っていると、最高のごほうびが待っています!

須坂の街中を抜けると爽快な万座道路が続きます。中盤以降は給水できる場所がないので、序盤のうちに十分に備えておこう。

国道最高地点の渋峠がある国道292号ともつながる万座道路。長野側からアクセスする万座ルートは交通量も少なく走りやすい。

万座道路は山肌を縫うようにダイナミックなつづら折りの山岳道路が魅力。万座道路の最高地点に向けて現れるカーブ番号をカウントダウンしよう。

須坂をスタートして23kmすぎ、毛無峠への青看板が登場。ゴールはすぐそこだ。

終盤はほぼ下り基調の稜線ルートを楽しめる。

毛無峠からはヨーロッパアルプスをも凌ぐダイナミックな景観が広がっているものの、県境だけは赤土が露出した荒涼とした独特の雰囲気。忽然と県境に立つ群馬県の標識が毛無峠の象徴だ。

かつて鉱山の採掘場として栄えた名残のケーブルカーの鉄塔。

長野県・毛無峠のヒルクライムデータ

距離

27.2km

標高差

1574m

平均勾配

5.4%

スタート地点

363m

ゴール地点

1823m(コース最高地点1937m)

コース概要

毛無峠のおすすめスポット

1日限定10食のパン一斤ランチ!ランチを楽しめるカフェダイニング

1日限定10食の「焼きたて一斤食パンランチ」を求めて、長野市の徳間にお店を構える「ぱんのわプラス」へ。焼きたて一斤食パンランチは予約必須。15㎝四方の食パンを豪快かつオシャレにいただこう! 香ばしく焼き上げたパンをぜいたくに裂くと、芳醇な香りとともにもっちり食感を楽しめます。広々とした店内にある焼き窯で丹精込めて焼き上げているそう。

ぱんのわプラス 徳間店

長野県長野市徳間3218
TEL.026-217-2834

高速直通のハイウェイオアシス!毛無峠ライドの拠点に便利

一般道からも高速道路からもアクセスが可能な上信越自動車道の小布施スマートICに隣接する「道の駅オアシスおぶせ」。クルマで峠ライドを楽しむなら、ぜひ利用したい。駐車場やトイレは24時間利用可能。レストランでは、小布施特産の栗を使ったおやきやソフトクリームがオススメ!

小布施ハイウェイオアシス 道の駅オアシスおぶせ

長野県上高井郡小布施町大字大島601
TEL.026-251-4111

今回のロードバイク&コーディネート

スムーズなクライミングを支えるプリンス

ピナレロ・プリンスFXは、F10で実績を積んだ剛性と空力性能を実現した凹凸設計のコンケーブダウンチューブなどの特長を継承しつつ、ホイールラインに沿って設計されたダウンチューブやフォークのインテグレーションなど独自の進化もみられます。反応のよさやコントロールのしやすさはF10譲りです。今回、急勾配でのダンシングでも踏み込んだ力がしっかり加速に変わっていることを感じました。シェード(SHADES)と呼ばれる美しいグラデーションパターンが走るモチベーションを高めてくれます。合わせるウエアはピセイ。ウエア製造30年間の確かな技術によって生み出されるジャージは、細部までこだわりが感じられます。今回着用したのは個性的なプリントを施したテンポジャージ(半袖)です。全面ストレッチ素材で、クールに着こなせて、とても気に入りました。

【ロードバイク】
ピナレロ・プリンスFX

52万8000円(アルテグラ完成車/税抜)2019モデル

【ウエア】
ピセイ

ピセイ サイクルジャージ テンポ 1万3800円(税抜)
ピセイ ビブショーツ テンポ 1万5700円(税抜)
ピセイ サマーグローブ オネガ 6500円(税抜)

ちょっと多すぎじゃない?

 

「日向涼子のやっぱり坂が好き」の記事はコチラから。

「日向涼子のやっぱり坂が好き」
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※スポット情報、バイクやウエアの価格などは2018年8月(掲載時)の情報です。

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BiCYCLE CLUB 編集部

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ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。

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