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競輪の世界を描いた映画「ガチ星」がベストオブワールドシネマを受賞!

12月7日、オランダ・ロッテルダムで行われたロッテルダムスポーツ映画祭で競輪をテーマにした映画「ガチ星(2017年製作・江口カン監督)」がベストオブワールドシネマ(世界最優秀作品賞)を受賞した。

崖っぷち男性が主人公の“競輪“映画

ガチ星とは、競輪発祥の地、小倉を舞台とした、崖っぷちの男性を主人公とした競輪をテーマにした映画。11月13日、14日にイタリア・ミラノで行われたFICTSでも、Mention d’Honneur(名誉賞)を受賞しており、それに続く快挙となる。

映画『ガチ星』

濱島浩司、39歳。8年前はプロ野球選手として活躍していたが、戦力外通告を受けて以降、生活は荒れる一方。それが原因で妻や息子と離れた濱島は、故郷の北九州で、親友の居酒屋を手伝うことに。相変わらずパチンコや酒に溺れ、挙げ句に親友の妻と浮気するなど自堕落な生活が続く中、濱島はなじみのラーメン屋で、競輪選手になることを勧められる。

「40歳以上でも入学できる」と聞き、競輪学校に入学した濱島を待っていたのは、教官からの猛烈なしごきと、20歳以上も歳の離れた若者たちからのいじめだった。持ち前の負けん気で過酷なトレーニングに何とか食らいつき、いじめにも屈しない濱島。だが一方で自堕落な生活からは抜け出せず、成績は一向に振るわない。崖っぷちな状況をみずから招いていた彼は、ある日同郷の同級生、久松孝明の存在を知る。

他の生徒とは違い、圧倒的な成績を残す彼は、弱った母を施設に預け、帰る場所をなくしてまで競輪にかけていた。「これしかねえっちゃ」。ひとり黙々と自転車を漕ぐ久松の姿に吸い寄せられた濱島は、見失った本当の自分を取り戻すために立ち上がる——。
(公式サイトより抜粋)

審査員コメント

SFFR2021国際審査員
オランダ映画監督代表 ジャミーラ・ファン・デル・ハルスト

「ガチ星」は知られざる競輪の世界に対して、素晴らしい洞察を与えています。観客の想像力に訴える素晴らしいカメラワーク。照明も劇中音楽も特徴的であり、まさにリアルな競輪の世界を映し出すことを成し遂げています。

 

その他、多くの著名人が絶賛の声を寄せている。絵こそ暑苦しい男の世界だが、女性の心も突き動かす感動が待っているかもしれない。ぜひ、ご鑑賞あれ。

 

「ガチ星」公式サイト
http://gachiboshi.jp/

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BiCYCLE CLUB 編集部

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ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。

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