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日向涼子のやっぱり坂が好き。ふじあざみライン(静岡県)|ロードバイクヒルクライムナビ

モデルでヒルクライマーの日向涼子さんが、全国各地の坂道に挑戦。今回訪れたのは、「静岡県・ふじあざみライン」。気になる立ち寄りグルメスポットとともに案内する。

「日向涼子のやっぱり坂が好き」
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静岡県・ふじあざみライン

私が一年でもっとも力を入れている「Mt.富士ヒルクライム」。2016年は、富士山がクッキリ姿を現した絶好のコンディションにも恵まれて1時間27分13秒で完走できました。これで5年連続の自己ベスト更新!
今年は春先から走り込み不足で、どうなることかと心配でしたけど、本当によかった。私はやっぱり富士山と相性がいいみたい。そんなヒルクライムの達成感に包まれながら、しばらく我慢していたお酒を飲んで、坂へのアタックもお休み!?
いえいえ、今回もいきますよ! しかも、再び富士山へ。「Mt.富士ヒルクライム」は、勾配が比較的緩めの「富士スバルライン」ですけど、今回は、日本一の激坂として有名な「ふじあざみライン」です。ついに、この時が(笑)。

スバルラインもあざみラインも獲得標高差はほぼ同じ。でも、距離は約24kmと約12km。半分の距離で上ってしまう「あざみライン」の平均勾配は、なんと10%。最大勾配は22%ですよ……。
スタート直後は約2kmの見通しのいい直登。ただ、ペダルをこいでもこいでも進んでいる気がしません(笑) その後、ところどころある8%ほどの勾配が緩く感じるほど、この坂は感覚がおかしくなりますよ。
さらに、5kmすぎの「旧馬返し」地点。一瞬下ったかと思ったら、直後から約3kmにわたり平均15%近い“そそり立つ壁”。そのあまりのキツさに、容赦なく体力は奪われていきます。体力の限界を迎え、止まるような速度になった身体には、アブがたかってきて、まさに泣きっ面に蜂の状態。
牙を剥いた日本一の坂に完全にノックアウト(笑)。今回は、これまで知らなかった富士山の新たな顔に出合えました。みなさんも日本一の激坂にチャレンジ!

スタート地点は、新五合目まで11.3kmの標識。毎年、ツアー・オブ・ジャパンのコースになり、2016年は西薗良太選手が41分台で走破しています。序盤2kmは、晴れれば富士山が眼前にそびえる絶景ルート。でも、この直登がくせ者! 視覚的に勾配を緩く見せながら、軽く10%以上の勾配。

3kmすぎから5.5km地点の「旧馬返し」ポイントまでは、比較的勾配は緩め。とは言っても8%くらいの勾配が続きます。夏場は新緑が美しいですけど、楽しんで走る余裕は……。

5.5km地点「旧馬返し」からはじまる本当の激坂区間。8km地点までの平均勾配は15%に迫る、まさに馬がひっくり返るほどの激坂!

「毒キノコ注意」の看板。毒キノコに侵されたかのようにバイクは進まない……。

スタート地点から11.3km先のゴール。日本一厳しい坂を身をもって体感。人生で一番重力に逆らい続けていたはず(笑)

陸上自衛隊の滝ヶ原駐屯地や富士演習場がある「ふじあざみライン」。ゴール地点の新五合目では、自衛官の皆さんがお出迎え!?

新五合の山小屋休憩所では、おばあちゃんがしいたけ茶をサービスしてくれました。ありがとう!

静岡県・ふじあざみラインのヒルクライムデータ

距離

11.3km

標高差

1172m

平均勾配

10.0%

スタート地点

828m

ゴール地点

2000m

コース概要

静岡県・ふじあざみラインのおすすめスポット

あざみの拠点にオススメ!

日本一の激坂への入り口に隣接する「道の駅」。地域特産品販売所や足湯などが充実。広い駐車スペースもあり、あざみラインアタックの拠点にオススメ。富士山をモチーフにしたフードがたくさん!

道の駅すばしり

静岡県駿東郡小山町須走338-44

オシャレな和菓子屋さん

御殿場市内にひっそりとたたずむ隠れ家的な和菓子喫茶店。山門から入り、竹林を抜けた先に広がる日本庭園。ハイセンスな空間建築の工房は、落ち着いた独特の雰囲気を味わえます。

とらや工房

静岡県御殿場市東山1022-1

今回のロードバイク&コーディネート

リドレーで全身コーディネート

ヘリウムは、フレーム重量880gの軽さを誇るリドレーの山岳モデルです。軽さと剛性のバランスが高く、厳しい坂道でもトルクのかかりのよさがありました。バイクに合わせてベルギー国旗をあしらったリドレーオリジナルのサイクルジャージと、オリジナルソックスをチョイス。ともにイタリアのアパレルメーカーとコラボした新作アイテム。クールなデザインと機能性を持ち合わせたジャージです!

イタリアンシューズ、ヴィットリアのスピードはスピードプレイ専用の4つ穴タイプアウトソールが特長。構造上の軽さはもちろん、ペダリング時のダイレクト感が気持ちいいです。

【ロードバイク】
リドレー ヘリウム

27万1000円(フレームセット)/2016モデル

【ウエア】
リドレー

サイクルジャージ 9260円
ソックス 1389円

激坂は甘くはない!?

 

「日向涼子のやっぱり坂が好き」の記事はコチラから。

「日向涼子のやっぱり坂が好き」
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※スポット情報、バイクやウエアの価格などは2016年7月(掲載時)の情報です。

出典

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BiCYCLE CLUB 編集部

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ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。

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